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２０２５年は２月２日は節分ですが、節分といえば鬼ですよね。

一足早い節分のイベントとして、鹿児島市の平川動物公園では子どもたちが鬼の角ではなく、動物のツノについて学びました。

子ども
「これは何の角？」

職員
「これサイの角」

子ども
「えー」

子どもたちが夢中になっているのは動物の角！

鹿児島市の平川動物公園で行われたのは２月２日の節分にちなみ、鬼と同じツノを持つ動物について学ぶイベントです。

この日紹介されたのはサイのほかにヤギや羊、シカなど同じく角を持つ動物たちです。

なぜそもそも角が生えているのでしょうか？

平川動物公園　飼育展示課長・桜井 普子さん
「雄同士の力比べに使ったり、縄張り争いに使ったりする。鹿の角は毎年生え替わる。春先に落ちて夏頃に芽が出てきて秋になったら立派になる」

角が生えている動物たち。実は共通点があります。

平川動物公園　飼育展示課長・桜井 普子さん
「肉食獣で角が生えている動物はいません」

角が生えている動物に肉食獣はいないと話す動物園の桜井さん。

節分を前にこんな大胆な仮説を立てました。

平川動物公園　飼育展示課長・桜井 普子さん
「日本昔話に出てくる鬼も実は草食だったのではないかと私は思っている。人を食うことはないのかもしれない」

角の特徴や役割について学んだ後、子どもたちはツノを再現したカチューシャづくりに挑戦です。

手に金棒を持った鬼から．．．ウィンクをしてニコッと微笑むキュートな鬼まで。

マジックや色鉛筆などを使い、思い思いの絵を描いた紙を角に貼りつけていきます。

参加した子どもたち
「虹の空をイメージした」
「テープを貼ったりそういうところが難しい」

最後に鬼の髪の毛に見立てて、羊の毛をカチューシャに付けて完成です。

参加した子どもたち
Q.完成してみてどう？
「楽しかった」
「何かうれしいような」
「ウルトラマンの怪獣をいろいろ混ぜ合わせた」

職員
「節分の意味とか動物に角がある意味とか、自分たち人間にはどうしてないんだろうとか、そういう目で動物を見てもらえたらいいと思う」

このイベントは２月２日にも先着２０人限定で行われるということです。

＊このニュースを放送した際、節分を「２月３日」とお伝えしましたが、２０２５年の節分は２月２日です。おわびして訂正いたします。