毎年天皇陛下のお誕生日をお祝いして、次の行事が行われています。
皇居での天皇誕生日一般参賀は、昭和23年4月29日から始まりました。当時の参賀は、午前8時から午後4時までの間、参賀者が正門から入門し、正門内鉄橋付近に設けられた記帳所で記帳の上、坂下門から退出していました。当時は、現在のような天皇皇后両陛下・皇族方のお出ましはありませんでしたが、昭和天皇は、この参賀の様子を庁舎の屋上からご覧になっていました。
昭和25年4月29日、庁舎中央玄関上のバルコニーにおいて、昭和天皇・香淳皇后が参賀者の前に初めてお出ましになりました。
その後、宮殿造営のため一時中断されましたが、昭和44年4月29日から現在の宮殿で行われるようになりました。