UbuntuのLinuxデスクトップの次期リリースが、つい先日ウェブ上でお披露目となりました。10.10または『Maverick Meerkat』の気になる実力とは? アプリの更新以外に、フォトマネージャが新しくなり、マルチコントロールが改善され『Ubuntsu One』との同期も改良されています。
変更点や新規機能などのリストは、ベータページにリスト化されていますが、ベータ版のLive-Boot(Unetbootin、またはUSBサムドライブがお勧め)で注目すべきは、Ubuntu Oneへの変更点です。
Music Storeでの購入した楽曲、パーソナル会員、設定、その他のユーザデータを自動的に同期してくれる、Dropbox的なサービスが仲間入り。Ubuntu Oneへのサインイン窓口も一箇所にまとまり、見栄え、使い勝手共に向上しています。これに関しては、Ubuntu Software Centerも同様。Centerからインストールしたアプリが簡単に見られ、人気アプリ、お勧めアプリなども簡単に見ることが可能です。
また予測されていた通り『Shotwell』が、Fspotに代わるデフォルトフォトマネージャーとなっています。Linux用のPicasaとまでは行きませんが、前進であることに代わりはありません。システムパネルのボリュームコントロールには、新しく音楽プレーヤーコントロールが搭載。『Rhythmbox』や、その他のデフォルトアプリもバージョン更新され、バグ修正がかけられています。
Ubuntu 10.10 Betaは、多くのシステムにインストール可能なフリーダウンロード(Macにインストールするには、ちょっとした作業が必要となります)。
まだ初期段階ですが、Maveric Meerkatの印象はどうでしょうか? ぜひコメントで教えてください。
Kevin Purdy (原文/訳:まいるす・ゑびす)