大きな決断を下さなければならない時は、大きな代償と引き換えのことも多く、悩ましいものです。複雑な問題は、できるだけ単純化することで、簡単にスッキリと決断を下せるようになります

複雑な問題は、大きくなりすぎて手に負えなくなりがち。「転職すべきかどうか?」「 今が結婚のタイミングなのか? 」「老後の両親の面倒はどうやってみるのが一番いいのか? 」などなど...。人生に悩みは尽きません。

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 ブログ「Dumb Little Man」に、このような複雑な問題に対する決断を簡単にする、10のアドバイスが載っていました。

そこには、決断を下す時のプレッシャーを軽くしてくれるような考え方(「決断というのは、何かを失うことと何かを得ることの表裏一体である」)、選択肢を明確にするようなアドバイス(「それぞれの選択の良い面と悪い面を出してみる」「AかBかで迷ったら、Cはないかと考えてみる」)などがあります。

こちらでは、その中でも、大きな決断を下す上で大きな助けとなりそうな、2つの含蓄あるアドバイスをご紹介しましょう。

1. 借金をしない

お金は、決断を下す時に大きな役割を果たします。借金をしていなければ、決断を下す時に経済的な問題をそこまで重要視しなくてもいいでしょう。

2. どうするべきか人に相談しない

5人の人に相談したら、5つの異なる意見やアドバイスが返ってきます。それを頭に入れてしまうと、さらに悩みや迷いが増えるでしょう。自分が下す決断に直接関係がある人や、その決断を報告すべき人にだけ相談しましょう

残りの5つは「直感を信じる」(意外と外れてなかったりします)、「いいきっかけだと思う」(ピンチはチャンス)、「肩の力を抜く」(大丈夫、世界は終わりません)、「前と同じようにする」(前回の決断を思い出して)、そして最後は「自分の決断を信じる」です。信じることで、その決断に向かって前進するエネルギーが湧いてきます。

これまでの人生で大事な決断を下した時、皆さんはどのようにして決めましたか? これからの人生でも大きな決断を下すべき時が、まだまだやってくることでしょう。来るべき時のために、上記を頭の片隅においておくといいかもしれません。

How to Simplify a Complicated Decision | Dumb Little Man

Melanie Pinola(原文/訳:的野裕子)