iPhoneの標準ブラウザといえば『Safari』です。もちろんChromeなどのブラウザも使えますが、あくまでもアプリとして使えるという位置づけ。基本的にはSafariでネットサーフィンしていると思います。
ここでは、iPhone版Safariの裏ワザを紹介します。今からでも使えるものばかりですので、ぜひ参考にしてください。
PCからだと「Ctrl(command)+F」でサイト内検索ができますが、iPhone版Safariではショートカットキーがありません。
サイト内を検索するには、Safariの右上の検索窓に任意の語句を入力してみましょう。いくつか候補が上がってくると思いますが、検索候補の下の方にスライドさせていくと「このページ」というものがあるはずです。ページ内検索の結果はこの欄に表示されます。
IDやパスワードを毎回入力するのが面倒だという人は、「IDとパスワードの自動入力」を設定しましょう。
設定するには「設定 > Safari > 自動入力」と進み、「ユーザ名とパスワード」をオンにしましょう。これで、次回以降はわざわざパスワードなどを入力する手間を省けます。
これは比較的有名なワザですが、ブラウジング中に画面上部のステータスバー(時刻等が表示されている場所)をタップすれば、一瞬でページトップに戻ることができます。
ステータスバーのアドレス欄に「リーダー」と書かれた小さい灰色のバーを見つけた人もいるでしょう。この灰色のバーをタップすると、リーディングに適したページが開きます。シンプルな画面になるので、長文を読む時に便利です。
ブックマークレットを使うと、よりSafariが便利になります。
ブックマークレットとは「ウェブブラウザで作動するJavaScriptプログラムの一種(はてなキーワードより)。これを使うと、SafariからでもFacebookのシェアができるようになったり、一瞬でページ最下位に移動できたりと、さまざまな便利機能を追加できます。
ブックマークレットの設定方法は若干面倒ですが、慣れると簡単に設定できるようになります。例として、以下では「iPhoneからFacebookシェアができるようになるブックマークレット」の設定方法を紹介します。
■ブックマークレットの設定方法(iPhoneからFacebookシェアができるブックマークレット) 1. iPhoneで適当なサイトを開く。 2. ページをブックマークする。「保存」を押してブックマーク完了。
3. ブックマーク一覧を開き、「編集」をタップ。 4. 画像中の赤い枠に、以下に書いてある「javascript」で始まる文字列をコピペします。入力するのは以下の文字列です。
javascript:var d=document,f='http://www.facebook.com/share',l=d.location,e=encodeURIComponent,p='.php?src=bm&v=4&i=1303959743&u='+e(l.href)+'&t='+e(d.title);1;try{if (!/^(.*\.)?facebook\.[^.]*$/.test(l.host))throw(0);share_internal_bookmarklet(p)}catch(z) {a=function() {if (!window.open(f+'r'+p,'sharer','toolbar=0,status=0,resizable=1,width=626,height=436'))l.href=f+p};if (/Firefox/.test(navigator.userAgent))setTimeout(a,0);else{a()}}void(0)
これで、サイト閲覧中にこのブックマークレットを起動すると、Facebookシェアのサムネイルとコメント入力欄が表示されます。2012年9月19日現在、ネットサーフィン中のページをiPhoneにシェアする機能は搭載されていませんが、このブックマークレットを使えば簡単にシェアすることができます。
ここで紹介したもの以外にも、iPhone版Safariに関するワザはたくさんあります。もしライフハッカーで紹介していないもので「これは便利!」というものがありましたら、ぜひコメント欄で教えてください。
(安齋慎平)