Evernoteユーザーの長年の夢、それはGoogleリーダーから直接Evernoteに投入することだと思います。ライフハッカーでもリーダーの設定から直接Evernoteを追加する方法や、「hatebte」というサービスを使ってはてなブックマーク経由でEvernoteに投入する方法を紹介してきました。ここでは、IFTTTを使ったGoogleリーダーとEvernoteの連携方法について解説します。今回の方法を使えば、星をつけるだけでEvernoteに投入できますよ。
■下準備まずGoogleリーダーとEvernoteを連携させる前に、RSSフィードを「全文表示」にする必要があります。例えばライフハッカーをそのままフィード登録すると、以下の図のように「続きを読む」以降の文章が切れてしまいます。これでは記事全文をEvernoteに入れることはできません。
そこで、「まるごとRSS」というサービスを利用しましょう。このサービスを使うと、ページ全文を取得できるフィードを作ってくれます。これをGoogleリーダーに登録すれば、以下のように全文で表示されます。
■IFTTTに登録「IFTTT」にアクセスしたら、自分のメールドレスなどを入力してください。「if this then that」という大きな文字が表示されたら、「this」の部分をクリックしてGoogleリーダーを設定します。
次に、「that」の部分にメールを設定します。
この時、送信先のところには、Evernoteの「アカウントの概要」に表示されているEvernote用アドレスを指定します。
これで、GoogleリーダーとEvernoteを連携できました。設定後、Googleリーダーに星をつけてから実際にEvernote化されるまで若干のブランクがあるので、数十分経ってから再度チェックしてみてください。
■星を付けた記事が全文Evernote化できた!連携がうまくいくと、しっかりとEvernote化できます。文章も途中で切れることなく保存できました。
注意:IFTTT設定でEvernoteを選ぶと...IFTTTの連携サービスの中にはEvernoteも入っていますが、これを連携するとうまく記事化できませんでした。以下のように、写真もスペースも入らずテキストの直貼りのような状態になってしまいますので注意してください。
そのため、IFTTTで連携させる時にはEvernote→メールという手段を取りましょう。
IFTTTを使えば、FacebookやDropbox、Instagramなどを連携させてさらに面白い使い方ができそうです。便利な使い方を見つけた方は、以下のコメント欄で教えてください。
(安齋慎平)
(2012.10.16更新)