就職面接で、答えるのが難しい質問に「5年後にあなたはどのようになっていると思いますか?」というのがあります。含みのある質問だけに悩みどころですが、ブロガーのSteve Pavlinaさんは「この質問に答えるのに悩むような仕事の将来像は、おそらく本当に追求したい道ではないのではないか」と言っています。Pavlinaさんの考えは、5年後に自分の仕事でのキャリアがどのようになっているか(なっていたいか)が明確でないのであれば、「これから5年間、真剣に取り組むとしたら何がしたいか?」と自問自答した方がいいというもの。以下のように、とてもシンプルな考え方です。

今の仕事に5年間真剣に取り組みたいと思わないのであれば、それはあなたの進む道ではない。

自分のやりたい事が分からない、もしくは自分が本当に向いている仕事や能力が分からないという場合は「今の仕事を5年間続けられるか?」と自分に問いかけなさいとPavlinaさんは言います。答えが「はい」であれば、今の道をそのまま突き進みましょう。

これは新卒の人でも、自分の将来に迷える社会人でも、どんな人にも使えるひとつのバロメーターとなるのではないでしょうか。

Is It Time for You to Stop Dabbling and Get Serious? | Steve Pavlina via 99U Twitter

Thorin Klosowski(原文/訳:的野裕子)

Photo remixed from Michael Ruiz.