OS X Mavericksは、すでに機能が公表されていたので、誰もがアッと驚くようなものではありませんでした。でも、実はあまり知られていない機能もいくつかあります。今回は、米Lifehackerお気に入りのMavericksの隠れ機能を7つ紹介しましょう。

1.位置情報の使用状況チェック

131023_Mavericks_02.jpg

アプリが「位置情報」を使っている場合は、きちんと知っておきたいですよね? そんな時は、メニューバーを見るだけです。その時点でどのアプリが位置情報を利用しているかがわかります。プルダウンメニューから直接システム環境設定に飛んで、使用履歴を見ることもできます。

2.新しいアプリの確認が簡単

131023_Mavericks_03.jpg

Launchpadを使っている場合は、新しくダウンロードできるアプリがあると、キラッと光って教えてくれます。一度それを見たら、もしくはしばらく放置しておいたら、そのキラキラは消えます。Appleの「リアルな世界のテクスチャを使う」という新デザインから採用されたのかもしれませんが、ちょっと変な感じもします。現実世界というより、想像の世界のデザインという感じです。

3.進化したディクテーション機能

131023_Mavericks_04.jpg

「進化した」は少し語弊があるかもしれません。今までのディクテーションから大きく変わったところが無いからです。

Macでディクテーション機能を有効にしていない場合は、自分の声を変換するのにインターネット接続が必要になります。ディクテーション機能を有効にした場合は、ネット接続をしなくても管理ができます。オフラインで使えるだけでなく、すぐにフィードバックもでき、自分の言っていることを文字にして見られます。欠点はダウンロードするのに700Mbするところでしょうか。

4.アクティビティモニタでできることが増えた

131023_Mavericks_05.jpg

筆者が「OS Mavericksで一番のお気に入り」という機能は、アクティビティモニタでエネルギー使用量専門のタブが増え、チェックできるようになったことです。メニューバーにあるバッテリーのアイコンをクリックするだけでも、すぐに見られます。表示メニューから、アクティビティモニタのアイコンをCPU使用量の(もしくは別の)メーターに変更したり、システム診断を稼働させたりすることもできます。

5. ダッシュボードが動く

131023_Mavericks_06.jpg

左利きの人にはうれしいお知らせかもしれません。ダッシュボードの位置を動かせるようになったので、常に左側にスペースを空けておく必要は無くなります。ミッションコントロールを開くと、複数のデスクトップの真ん中でも右側でも、どこにでも好きな位置へダッシュボードを動かせます。

6.通知を出さないようにする

131023_Mavericks_07.jpg

しばらく何の通知も出して欲しくないという時があると思います。そんな時は、すべての通知をオフにできます! 通知センターを開いて上にスワイプすると、「通知を表示しない」という項目があります。そこをオンにすると、通知を受け取らないようにできます。(オンにするまで)通知センター自体には通知が貯まっていますが、自分で見に行かない限りは目にすることはありません。通知を停止する期間を設定したい場合は、「システム環境設定」の通知設定で期限を設定しましょう。

7.絵文字や特殊文字がすぐに入力できる

131023_Mavericks_08.jpg

OS X Mavericksには、大量の絵文字が追加されているので、テキスト入力をしていると自動的に置き換えられます。自主的に使いたい時も簡単に選択できます。「Command+Control+スペース」キーを押すだけで、テキストに挿入できる絵文字と特殊文字の画面が開きますよ。

Adam Dachis(原文/訳:的野裕子)