あぁ、今日もがんばった…さてマンガでも読むか。
そこから一瞬で笑ったり泣いたり。気づけばモヤモヤもすっきり! そう大人だって心の栄養になるマンガが必要なんです。
年末だもの、今年読んでハマったライフハッカー編集部員の「推しマンガ」を熱いコメントと共に紹介させてください。
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没頭せよ。2024年読んでハマった「推しマンガ」
カグラバチ
今年、呪術廻戦と僕のヒーローアカデミアが連載終了し、週刊少年ジャンプの次世代を担うと言われる作品。主人公が復讐を誓うダークヒーローでありながら、ほのぼのとしたカットとのバランスが絶妙。少年ジャンプ系列の次の一作を探している方は、ぜひお手に取ってみてください。(K.S.)
少女終末旅行
もし、歴史が終わったあとの世界を生きることになったら? 何をつくっても、何を遺しても受け取る人はもういないとしたら、どう生きる?
2人の女の子が、キャタピラのついた車に乗って文明崩壊後の世界をゆるーく、時にシビアに旅しながら、「生まれてから死ぬまでの時間の意味」に気づいていきます。読者なら途中でうっすらと気づいてしまう、避けられない結末に向かって2人は進んでいくのですが、そこで出した素直で普遍的な結論は、多くの人に響くはず。
生きることについて、難しい議論では見えてこない、等身大の気づきが詰まった作品です。(S.N.)
REAL
「恐ろしいほどに人生がうまくいかない」暗黒期というのは誰の人生にもあるでしょう。そんな苦境に立たされた登場人物たちが、バスケットボールというスポーツを共通項に自分の人生を懸命に生きる姿を描いたマンガ。
休日のカフェで読んでいたところ…感動の涙がドバドバ溢れて人目をはばからずに号泣していました。井上雄彦先生の作品は自宅で読むべきですね。(S.Y.)
凪のお暇
かつてドラマ化もした有名マンガ。最新刊もずっと面白い!
かわいい絵柄で一見すると少女マンガ・恋愛マンガのようですが、実は「知らぬ間に他人の人生を歩まされていた人(人生の主体性を完全に失った人)」が自分の人生を取り戻すために奮闘するストーリーに恋愛要素もついている、という感じ。大人が読んでも楽しめます。(S.Y.)
女の園の星
女子校の教師である主人公が自由奔放な生徒に振り回される日常を描いたもの。女子校特有のゆるさ、真面目なのに頭のネジが数本飛んでいる女子高生たち。読後は思い出し笑いすること間違いなし。
「年末年始くらい、頭を空っぽにして笑いたい」と思う方にぜひおすすめしたい。いや、もちろん日常のガス抜きとして読んでもいい。何度読んでも笑えます。脱帽。(Y.M.)
黒博物館 ゴースト アンド レディ
『うしおととら』『からくりサーカス』をはじめとする数々の名作生み出してきた藤田和日郎氏の短編シリーズ「黒博物館」シリーズ。ロンドン警視庁の犯罪資料館「黒博物館」に展示された物品の物語を学芸員が紐解いていく。
現在、「黒博物館」シリーズは「スプリンガルド」「ゴースト アンド レディ」「三日月よ、怪物と踊れ」の3作品展開されています。
なかでも個人的なお気に入りは「ゴースト アンド レディ」。フローレンス・ナイチンゲールが生涯をかけて費やしてきた看護の道を、どんな絶望に直面したとしても生きる意義や活力で乗り越える姿は、胸がグッと熱くなります。(R.K.)
呪術廻戦
30刊にて完結。まずは芥見先生ありがとうございました。
近年読む漫画といえば「キングダム」だった私に、今のマンガってこんなことになってるの!?とガツンと頭を殴られた衝撃作品。展開が読めない途中のさまざまな鬱展開も乗り越えて、最後は高速ですっ飛ばしなんとか30刊で完結しました。
いまだよくわからないところも多々あるけれど、呪術高専の生徒同士、生徒を想う先生たちとの信頼関係はかけがえのないものだったなとしみじみ。次期アニメも首を長くして待ってます。(M.M.)
葬送のフリーレン
とにかくヒューマン。主人公が人間じゃないのに!
今年「葬送のフリーレン」を全巻買いしました(しかも紙で)。淡々と進むのになぜかグッとくるストーリーもさることながら、登場人物の繊細な心の動きの描写が魅力的でひきこまれています。アニメから入ったので、コミックスとアニメの違いを見比べては解釈がすごい! と感動しっぱなし。2025年もまだまだ楽しませてくれそうです。(M.M.)
メンタル強め美女白川さん
「あざとくてもかわいくいたい!」がモットーのOL・白川さんが、持ち前の自己肯定感の高さで、まわりのひがみ、嫌がらせやマウントなど、女性を苦しめるプチストレスをはねのける痛快ストーリー。
メンタル強めといっても、人に迷惑をかけたり空気が読めないということではありません。「自分は自分、他人は他人」を貫きながら日々自己研鑽に励む白川さんから学ぶことがたくさんあります。(M.T.)
漫画家先生 各位
2024年もたくさんの感動をありがとうございました。そして、2025年もたくさんの喜怒哀楽、新しい世界をみせてください。
編集部一同、来年もマンガにたくさん課金させていただきます!