ネットブックはゲットしたものの、ちょっとOSに不満がある?パワー不足のスペックを最大活用したい? ならばネットブックをうまく活用するために作られた、Linuxディストリビューション、『Easy Peasy』を使ってみては?

ネットブックは通常のノートパソコンよりも小型でプロセッサーも同様にライト級、デュアルコアでサクサク、というわけにはいきませんし、画面も小さめ。『Easy Peasy』は、この制限の中でうまく機能するようにデザインされたUbuntu Linuxディストリビューション。

デフォルト設定では、大きなアイコンと簡単に操作できるメニューが表示された、カスタマイズメニューを読み込むのですが、このメニューだけでもノートパソコンよりもパソコンを道具として使っている感が感じられるかと思います。このメニュー設定はあんまり...、という方は通常のGNOMEスタイルデスクトップに切り替えることも出来るのでご安心を。

『Easy Peasy』はあれこれ手を加えたり、アプリをインストールしたり、という手間が出来るだけかからないように設計されているので、初期状態のままでネットをみたり、メディアを整理したり、フラッシュ動画を閲覧したり、などが可能です。Firefox、Pidgin、Skype、転送BitTorrentクライアント、OpenOffice、Bansheeメディアプレーヤー、Picasa、Cheeseウェブカムブース、Open Office Suiteなどなど多数のフリー・オープンソースツールが最初から盛り込まれているので、これさえあればとりあえずは、という心強い味方になってくれそうです。

 『Easy Peasy』のインストール作業はディスクからまたはUSBドライブから行います。いずれのインストール方法の場合でもLiveCDコンポーネントが入っているので、まずはテストしてみてからインストールというのも可能なのがまた嬉しいところ。
ネットブックをお持ちの方はぜひ試してみては?
こんなネットブックOSネタやネットブック活用ハックがあるよ、という方はぜひコメントで共有してください!

Easy Peasy [via New Linux User]

Jason Fitzpatrick (原文/まいるす・ゑびす)