英ニューキャッスル大学(Newcastle University)で農業研究を行っているKirsten Brandt教授のチームの実験結果によると、

丸ごとゆでたニンジンは、切ってからゆでたものよりも抗がん作用が25%増えた

のだとか。ニンジン含まれる抗がん成分「ファルカリノール」の濃度が増えるからだそうです。また、この実験では味についても調査しているのですが、回答者10人のうち8人は「切ってからゆでたものよりも丸ごとゆでたニンジンのほうが美味しい」と答えたとのこと。つまり、栄養の面でも美味しさの面でも、ニンジンは丸ごとゆでるに限る、ということのようですね。

 この研究結果についての詳細は、こちらの英BBCの動画記事でもどうぞ。

Cancer boost from whole carrots [BBC News via Lifehacker Australia]

Kevin Purdy(原文/松岡由希子)