大和物流は12月16日に佐賀県の鳥栖物流センターにて、職場見学を実施した。
対象は鹿児島県の鹿児島市立河頭中学校の2年生29名。
物流の「2024年問題」により物流業界への関心が高まる中、九州の物流がどのように機能し、物流センターがどのような役割を果たしているのかを学びたいという要望を受けての実施となった。
当日は物流センター内の施設見学のほか、物流の基本に関する講義や流通加工業務の作業体験なども実施した。
職場見学を通じて、生徒たちからは「普段は物流センターの中に入る機会がないため、貴重な経験になった」「“物流”は単にモノを運ぶだけでないということを学べた」といった感想が寄せられたという。
同社はこれまで、地域共生活動の一環として近隣の学校からの職場体験や実習を受け入れてきたが、物流センターにおいて学生の団体向け職場見学を実施するのは今回が初めての取り組みとなる。
今後も同社は、未来を担う学生が物流業界を学ぶ一助となれるよう、職場見学をはじめ、さまざまな地域共生活動を積極的に推進していくとしている。
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