LINEヤフーグループは、環境領域に関する教育の重要性を理解し、社内外に向けて継続的に啓発活動に取り組んでいます。
LINEヤフーグループでは、従業員の一人ひとりが、環境問題の重要性を理解し、環境に配慮したサービスの改善やイノベーションの創出ができるよう、教育・啓発活動を行っています。
LINEヤフーグループ(当時Zホールディングスグループ)の企業内大学「LINEヤフーアカデミア」では、2022年に「サステナビリティアカデミア」を設立。社内外から講師を招き、グループ従業員を対象にしたセミナーやフィールドワークを開催しています。
サステナビリティアカデミアでは、長期的なLINEヤフーグループ企業価値向上を目的に、サステナビリティも事業に取り込み成長していくため、「社会課題解決」と「ビジネス」の両立を目指し、様々なサステナビリティについての学びの場を創っています。
開催年度
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セミナータイトル
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延べ参加者人数
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2022年度 | 「ESG思考って何? サステナビリティと経営の深い関係」 | 1,152名 |
「欧州サーキュラーエコノミーに探る日本の可能性」 | ||
「ゼロ・ウェイストとは? 〜ライフスタイルからビジネスへ〜」 | ||
「気候の危機と社会の大転換」 | ||
2023年度 | 「地球の未来がなければ私たちはいない」 |
開催年度
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フィールドワーク訪問先
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延べ参加者人数
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2023年度 | KURKKU FIELDS(クルックフィールズ) | 43名 |
石坂産業 三富今昔村 |
LINEヤフーでは、毎月社内のイントラネットにて、サステナビリティに関する情報・用語集・社内の取組みを紹介する「ESG・SDGs関連ニュース」を配信しています。
また、グループ各社に向けに、毎月定期的にESG・SDGsに関する世界情勢と自社グループの情報を共有する目的のため、「サステナビリティニュースレター」を配信しています。
LINEヤフーでは、サステナビリティの社内浸透と意識調査を目的とした、「環境eラーニング」を在籍する全従業員(派遣社員・業務委託の方々含む)に実施しています。
開催年度
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研修名
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受講人数
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2021年度 | CSR研修 ~CSRの基礎知識とヤフーの取り組み~ |
212名 |
2022年度 | CSR研修 ~第一回 環境問題を考える~ |
281名 |
2023年度 | CSR研修 ~第二回 環境問題を考える~ |
360名 |
10分でわかる! LINERのためのサステナビリティ超入門 ~ 世界は企業のチカラを求めている ~ |
4,262名 |
アスクルでは、パートナー会社の社員の方々や派遣社員の方々も含め、社内で働くすべての方を対象に、役割や業務内容に応じた環境教育を行っています。
入社時教育 | 新入社員に「新入社員研修」を実施し、環境に関する基礎知識やアスクルの環境活動について教育を行っています。 |
一般教育 | アスクルで働く全構成員を対象とし、社会的に関心の高い環境問題やアスクルの環境活動に関する「環境一般教育」を行っています。 |
専門教育 | 消防法上の危険物に関する業務に関与する商品・物流等担当者を対象に、消防法危険物及び社内に関するe-ラーニングを実施しました。 また、各サイトの新任の廃棄物管理者・マニフェスト交付担当者を対象としたマニフェスト勉強会や環境内部監査教育を実施したほか、各物流センターでは、フォークリフト講習を行い、安全に対する意識の再徹底と強化を図っています。 |
「Yahoo!きっず」では、環境問題、地球温暖化や公害問題、災害など、環境や防災に関する動画やサイトなどの学習コンテンツを提供しています。小学校の授業や宿題に役立つ学習ページになっています。
一般財団法人LINEみらい財団は、「災害時における情報とのつきあい方」に焦点をあてた「情報防災教育」に取り組んでいます。その中で、災害時におけるデマ・フェイクニュースの見極め方、適切な情報発信の方法、必要な情報や入手方法などについて学ぶ一連の教材「情報防災訓練」を提供しています。教材は無償でダウンロードでき、どなたでも授業などで自由に活用いただけます。
LINEヤフーグループは、一人でも多くのみなさまに環境領域の課題について知る機会や考える機会を提供できるよう、引き続き啓発活動を続けていきます。
「サストモ」は、SDGsをテーマにさまざまな社会課題や取り組みに関する情報を伝えるメディアです。加えて2023年11月には、サステナビリティに関する情報を届けるLINE公式アカウント「サストモ」を開設しました。LINEヤフーは、これらの自社のインターネットメディア力を活かして社会課題についての啓発に努めるとともに、募金やECなどへの導線を設置することで、課題に取り組む人や団体、課題解決に向けたユーザーのアクションを後押しし、社会課題の解決を推し進めます。
社会貢献への関心の高まりを受け、アスクルでは、支援したい活動をお客様が「選べる」商品があります。
対象商品のご購入金額の一部が、空気や水の環境改善に取り組む団体の活動支援に役立てられます。(エステー株式会社とアスクルによる共同プロジェクト)
対馬市とともに取り組む、サーキュラーエコノミーと海洋プラスチックごみ対策のための「TSUSHIMA×ASKUL project」の取り組みです。