石破も岩屋も中国に油断しすぎ。ネットで“見えない攻撃”を仕掛ける隣国にすり寄る媚中政治家たちの所業

kb20250109
 

年明け早々飛び込んできた、台湾沖の海底ケーブル損傷事故を伝えるニュース。昨年11月にバルト海で発生した同様の事故に続き中国の関与が疑われていますが、仮に隣国の故意であるならば、彼らの意図はどこにあるのでしょうか。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では、海底ケーブル切断をはじめとする中国の「見えない攻撃」の実態を詳しく解説するとともに、習近平政権の目的を考察。その上で、日本に対して危機感を持つよう強く促しています。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:【中国】見えない攻撃を仕掛ける中国にすり寄る日本

あまりに危機感不足。「見えない攻撃」を仕掛ける中国にすり寄る日本の不用意

中国人乗組員の船か?台湾の海底ケーブル損傷 寄港先の韓国に捜査協力求める

台湾北部にある海底ケーブルが損傷したことについて、中国船の故意によるものではないかとの報道です。詳しくは、以下、報道を一部引用します。

日本の海上保安庁にあたる海巡署によりますと、3日昼すぎに通信会社からケーブルの損傷事故が発生したと連絡が入ったため、すぐに現場海域に船を派遣し、関与が疑われる外国籍の貨物船を特定したということです。

貨物船は乗組員7人全員が中国籍のうえ、船の持ち主は香港籍だといい、台湾の海巡署は「真意はまだ確認できない」としつつも、中国の船による嫌がらせの可能性は否定できないとみています。

中国人乗組員の船か?台湾の海底ケーブル損傷 寄港先の韓国に捜査協力求める

去年末、バルト海でも同じような出来事がありました。それについては、以下、報道を一部引用します。

バルト海では昨年11月、ドイツ北部ロストックとフィンランドの首都ヘルシンキを結ぶケーブルと、リトアニアとスウェーデンのゴットランド島間のケーブルが損壊した。スウェーデン当局などは、ロシアを出港して付近を通過した中国籍の船が関与した疑いがあるとみて捜査している。

「静かな戦争」の始まりか 台湾やバルト海でも 相次ぐ海底ケーブル損傷、中国船関与か 通信インフラ破壊行為の意図は

もしこれらの出来事が中国によるものだとしたら、なんのために中国はこんなことをするのでしょうか。以下のように報道するメディアもあります。

中国の関与が疑われる海底ケーブルの相次ぐ損壊は何を意味するのか。

軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「ロシアが2014年にクリミア半島に侵攻した際には、兵を進めるだけでなく、ウクライナの通信や電力などインフラの破壊活動を行った。台湾のケーブル損壊に中国が関与しているとすれば、一種の『静かな戦争』が始まっているということではないか。『台湾有事』の際には日本のインフラも狙われることが予想されるため、警戒が必要だ」と話した。

「静かな戦争」の始まりか 台湾やバルト海でも 相次ぐ海底ケーブル損傷、中国船関与か 通信インフラ破壊行為の意図は

この記事の著者・黄文雄さんのメルマガ

初月無料で読む

print
いま読まれてます

  • 石破も岩屋も中国に油断しすぎ。ネットで“見えない攻撃”を仕掛ける隣国にすり寄る媚中政治家たちの所業
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け