オリオールズからFAとなり、今オフのFA投手の目玉とされていた先発右腕コービン・バーンズ(30)が、ダイヤモンドバックスと6年総額2億1000万ドル(約326億円)で合意したと27日(日本時間28日)、MLB公式サイトなど複数メディアが伝えた。

球団史上最高額の契約となる。26年シーズン終了後にオプトアウトできる権利が付くという。

バーンズは18年にブルワーズでデビューし、20年に先発に転向。翌21年には11勝5敗、防御率2・43を記録して最優秀防御率のタイトルに輝き、サイ・ヤング賞に選ばれた。昨オフにオリオールズにトレードで移籍し、今季は32試合で15勝9敗、防御率2・92で4連続のオールスター選出を果たした。バーンズはオリオールズから提示されたクオリファイング・オファーを拒否しているため、オリオールズはダイヤモンドバックスから来年のドラフト指名権を得る。