日本ハム栗山英樹CBO(63)が15日、都内で自身の著作「栗山英樹の思考」「監督の財産」出版記念トーク&サイン会に出席し、チームの若い力に期待を寄せた。

チームは昨季、就任3年目の新庄剛志監督(52)の下で若い選手が躍動。投手では北山亘基投手(25)や金村尚真投手(24)、野手では清宮幸太郎内野手(25)や万波中正外野手(24)らが力を発揮した。

栗山CBOは2位に躍進した選手らを評価しつつ、「今年期待してるのは、勝つ時って新しい、フレッシュな血がバーンって入ってくるイメージが、ファイターズにはある」と、さらなる若手の台頭を求めた。例として「達だったりとか、福島だったり、柳川だったり。もう本当に若くて将来性豊かな人たちがだんだん出てきている」と、21年ドラフトで獲得した長身右腕の名を挙げた。

日本ハムのリーグ優勝は、自身が指揮を執り、大谷翔平投手(30=ドジャース)らを擁した16年が最後。9シーズンぶりのリーグ制覇に向け「みんなが『試合に出るの大変なんだ』みたいな競争が起こった時に、優勝に進むんじゃないかと勝手に想像しているし、そんなチームになって欲しい」と思いを語った。

日本ハムは達、福島、柳川の他にも将来性抜群の投手を抱える。最速155キロ左腕の松浦や23年ドラフト1位の細野、右腕畔柳らも成長が期待される。

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