地元の原加央理(37=埼玉)が、近況不振だった34号機の立て直しに成功した。前検日こそ「あんまりだった」と渋いジャッジだったが、この日は2走とも部品交換に着手。早速、前半2Rでは2コース差しで白星発進。後半の10Rでは2周1Mで前の2艇の間を狙って行く手を阻まれたが、3着はキープ。上々の内容で初日を終えた。
「2周1Mで外さなければ2着だなと思ったけど、仕方ないですね。でも、この(荒れた)水面でも1M乗りやすかった。数字を考えれば悪くない」と、安定板使用の荒れ水面でも、複勝率26・6%以上の舟足に満足げだった。
過去には優勝もあるエンジン。近況は低調気味だっただけに、整備効果はてきめんだった様子。「もう少し上積みしたい」と、予選突破を見据える。6枠で迎える3R1走の2日目も軽視はできそうにない。