【ソウル=藤塚大輔】3年ぶり4度目の出場となる友野一希(26=第一住建グループ)は79・84点の3位につけた。
「ジャンプ全部、結構いいタイミングと良い流れで出てたんですけど、サルコーはちょっと体がふわっとしすぎてて」。不安があった2本目の4回転サルコーが2回転で0点になるミス。冒頭の4回転-3回転の連続トーループでも出来栄え点で減点されて、得点を伸ばせなかった。
ただ、表情に暗さはない。ジャンプは体の締め具合でのミスと確認できており、「ネジが4分の1くらい締まれば、というぐらい」と調整に自信はある。中1日置いて、フリーは22日。「フリーの方が結構練習してきたので。終わりよければ全て良しとなるように。気負わずに軽くいけたらと思います」と弾んだ声で誓った。