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米の対立する2つの民主主義の行方 ギデオン・ラックマン
この記事の原文(英語)をNIKKEI FT the Worldでお読みいただけます。 「(2021年1月6日)午後2時24分、一人で座っていたトランプ氏はペンス氏を非難する内容のツイートを投稿し、暴動をあおった。 (中略)その1分後、米大統領警護隊(シークレットサービス)はペンス氏を連邦議会議事堂内の安全な場所に避難させることを余儀なくされた。ホワイトハウスにいた顧問がこれを知り、急いでダイニング
[FT]「文化戦争」が地政学に影響 プーチン氏の価値攻撃
筆者は長い間、様々な価値観を巡る保守とリベラルによる「文化戦争」とは安全な距離をとり眺めてきた。そこでの争点は時として興味深いが、これらの議論は極めて質が悪く、下手に発言すると自分のキャリアを失うことになりかねないため、論戦への参加は避けてきた。 そのため、自認する性と出生時の性が異なるトランスジェンダーの人がどのトイレを使うべきかといった大炎上しそうな話題は避けてきた。そして、自らの専門分野で
米大統領選、世界はどうみている ギデオン・ラックマン
欧州にいると、全世界が米大統領選でハリス副大統領が勝利することを望んでいると思いがちだ。だが、実際はそうではない。多くの強権的な政府は、トランプ前大統領が米大統領選で勝利することを望んでいる。 トランプ氏を支持する国にはイスラエルやロシア、インド、ハンガリー、アルゼンチン、サウジアラビアが含まれる。ハリス氏を支持する国は、ウクライナや欧州連合(EU)加盟国の大半、英国、日本、カナダ、ブラジル、南