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EU高官「関係修復望むならブリュッセルへ」 英首相に忠告
欧州連合(EU)離脱で冷え込んだ英国とEUの関係を修復したいなら、スターマー英首相はEU本部があるベルギーのブリュッセルを避けては通れない――。スターマー氏がドイツとフランスを訪問したことを受け、複数のEU高官がそう釘を刺した。 スターマー氏は7月に首相に就任後、EU各国首脳との外交を活発化させている。8月28〜29日にドイツのショルツ首相、フランスのマクロン大統領と相次いで会談した。 2日間の
フランス、ユーロ危機招くか ギデオン・ラックマン
「欧州は消滅の危機に直面している」――。フランスのマクロン大統領は4月25日、パリのソルボンヌ大学での演説でこう警鐘を鳴らした。 そのわずか数週間後の6月9日、マクロン氏は国民議会(下院)の解散・総選挙を発表した。自らの主張の正しさを証明するためとはいえ、欧州連合(EU)全体を消滅の危機に陥れるかもしれない選挙に同氏が打って出るなどと誰が予想しただろうか。 極右か極左が勝利すればフランス、長く不
内政で手いっぱいのG7 ギデオン・ラックマン
この記事の原文(英語)をNIKKEI FT the Worldでお読みいただけます。 主要7カ国(G7)は「自由世界の運営委員会」だ――。米バイデン政権のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)はこう表現する。 もしそうであるなら自由世界は問題を抱えている。G7各国のほとんどの政府は今、内政問題への対応に追われ、自由世界はおろか自国の運営すらままならない状況にある。 G7で有権者の支持を維持してい