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鹿児島県警の文書流出「公益通報の視点を」 ジャーナリスト青木理氏に聞く

 警察の内部文書を外部に漏らしたとして、鹿児島県警の前生活安全部長、本田尚志容疑者(60)が逮捕され、その後、裁判所で「県警職員の犯罪行為を野川明輝本部長が隠蔽(いんぺい)しようとしたことが、許せなかった」と主張する異例の展開をたどっている。問題の核心はどこにあるのか、逮捕や捜査は適正だといえるのか-。報道と一連の事件との関係を中心に、ジャーナリスト青木理氏に聞いた。(編集委員・中島邦之)

 -鹿児島県警で起きた一連の問題をどうみるか。

 「地元採用組で本部の部長にまで上り詰めたノンキャリアのトップの逮捕は...

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鹿児島県警の書類廃棄促す文書「一方的にデータ消された」 捜査で押収のPCから、入手の記者が抗議

2024/6/14 6:00
「刑事企画課だより」と題された文書の一部

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