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庵で創作活動…農人生の半分を若者と

【都市農に生きる⑩】

 1980年代に全国に広がった減農薬稲作運動が、福岡県筑紫野市の八尋幸隆さん(71)の田んぼから始まったことはあまり知られていない。収量増目的に効率を優先する農業とは一線を画し、人の命や環境への配慮を続けてきた八尋さんに半生を語ってもらう。

 もう少し、研修生の話を続けます。むすび庵に受け入れた農業研修生には異色の若者たちもいました。木工の仕事を持っていた東京...

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農で生まれ変わった人

2024/6/24 6:00
鶏小屋で研修中の才津猛さん(右)と八尋幸隆さん=2010年4月

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