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成海璃子、大河デビュー「松山さんについて行く」

 女優の成海璃子(19)が、5月よりNHK大河ドラマ『平清盛』(毎週日曜 後8:00)に登場する。松山ケンイチ演じる清盛の妻・時子(深田恭子)の妹で、後に松田翔太演じる後白河天皇(のちに上皇)に嫁ぐ滋子を演じる。大河ドラマ初出演の成海は「毎年日本中が注目している作品で、お祭りのようなイメージもあり、すごく楽しみでした。(清盛は)とても人間味のある人物なので、松山さんにしか出来ない役です。松山さんについていこうと思います」と撮影に臨んでいる。

大胆な人物デザインも特徴の『平清盛』。成海璃子が演じる滋子は天然パーマの設定で異彩を放つ(C)NHK

大胆な人物デザインも特徴の『平清盛』。成海璃子が演じる滋子は天然パーマの設定で異彩を放つ(C)NHK

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 歴史上、後白河天皇の寵愛を受けた滋子の存在は、義兄・清盛の昇進を助け、平氏政権樹立に重要な役割を果たした。今回の大河ドラマでは、武家から初めて天皇の母になった“シンデレラストーリー”の持ち主として描かれ、成海は「登場のシーンで“あっかんべ”をしたり、嫌なものは嫌と、物事をはっきり言う人物です。変わり者の後白河天皇とはっきりものを言う滋子の二人が今後どう描かれるのか楽しみです」と話す。

 さらに、天然パーマで大酒飲みという設定に、成海は「私はまだ未成年なので、酔っぱらうという感覚が分からないけれども、もしそういったシーンがあったら楽しく演じられそう。一人だけ天然パーマだったり、すごく面白い人物です」。

 「現代劇では好き勝手に動けるけど、時代劇はそうはいかない。今は、ちょっとした動きでも緊張してしまっているので、早く慣れないといけないですね」と、平安時代というなじみの薄い世界にも前向き。ただ、政略結婚が当たり前だった当時の結婚観に対しては共感できず、「結婚したいと思える人と出会えたら、結婚するかも!」と話していた。

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  • 大胆な人物デザインも特徴の『平清盛』。成海璃子が演じる滋子は天然パーマの設定で異彩を放つ(C)NHK
  • 成海璃子演じる滋子の初登場シーンの撮影は「共演者がたくさん出ている中で滋子登場!というシーンでしたので、すごく緊張しましたが、皆さんにとても盛り上げて頂き、優しかったです」(C)NHK

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