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『SASUKE』ついに五輪競技へ 2028年ロス大会の近代五種に障害物レースが採用

 16日に行われた国際オリンピック委員会(IOC)第141回総会において、TBS系『SASUKE』を基に考案された障害物レースを新たに加えた近代五種が2028年ロサンゼルス五輪の実施競技として採用された。IOCによる協議を経て、『SASUKE』の海外版である『Ninja Warrior』を基に考案された障害物レースが、馬術に代わる新しい種目として採用されることもあわせて決定した。

『SASUKE』の海外版である『Ninja Warrior』を基に考案された障害物レースが五輪種目採用(C)UIPM

『SASUKE』の海外版である『Ninja Warrior』を基に考案された障害物レースが五輪種目採用(C)UIPM

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 近代五種は水泳、フェンシング、馬術、レーザーラン(射撃とランニング)の5種目で争う競技。このうち馬術については、国によって競技環境整備の問題や安全面が課題となっており、国際近代五種連合(UIPM)は2028年のロサンゼルス大会までに、馬術に代わる別の種目に変更することを検討してきた。

 障害物レースについては、昨年テスト大会が4度実施された。TBSから『Ninja Warrior』の撮影セットを貸し出し、大会によっては雲梯(うんてい)に似た器具や、反り返った壁などが障害物としてコース設定され、タイムを競う形式で行われた。この新しい種目を取り入れたことにより、近代五種はオリンピック競技の中で最もエキサイティングで親しみやすく、人気のある競技のひとつとなる可能性を秘めている。

■国際近代五種連合(UIPM) 専務理事 Shiny Fangコメント
テレビにおける『Ninja Warrior』現象のパイオニアであり、そのオリジナル番組『SASUKE』の発明者であるTBSからの継続的なインスピレーションは、UIPMがNinja (Warrior)スタイルの障害物レースを、広く認知されたスポーツとして、より発展させるための大きな力になると信じています。我々は『Ninja Warrior』以上の興奮とダイナミズムを五輪競技レベルで再現し、他の近代五種種目とシームレスに融合させることを望みつつ、2028ロサンゼルス五輪でのデビューを期待しています。

■TBSホールディングス代表取締役社長 佐々木卓コメント
SASUKEというテレビコンテンツがベースとなった種目が五輪に正式採用されたのは画期的なことだと思います。TBSとして大変光栄で喜ばしい事だと感じております。

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  1. 1. 『SASUKE』五輪競技採用の可能性浮上 五種競技“試験導入”の新競技「障害物レース」で番組セット使用
  2. 2. 『SASUKE』ついに五輪競技へ 2028年ロス大会の近代五種に障害物レースが採用

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