旭化成ホームズ（株）は4日、総合住宅展示場「駒沢公園ハウジングギャラリー」（東京都世田谷区）で、富裕層をメインターゲットとした3階建て大型邸宅商品「FREX asgard（フレックス アスガルド）」のメディア向け見学会を開催した。
重量鉄骨システムラーメン構造の「へーベルハウス フレックス」シリーズの商品で、断熱等級6を標準仕様化。1月17日より販売を開始している。モデルハウスは、子供が独立した夫婦2人の設定で、モダンで上質な都市部での暮らしを想定して企画した。建築面積173.45平方メートル。延床面積334.24平方メートル。
1・2階は天井高2,560mmを確保。折上げ天井やダウンフロアを組み合わせることで、幅広い天井高バリエーションを提案していく。
外観は、岩肌をモチーフにしたランダム縦目地の外壁デザイン「ランダムバーチカル」を採用。明度の低い外壁吹付色「レニウムブラック」との組み合わせで、重厚さを表現した。さらに、重厚さと力強さを演出する新外装アイテム「ストラクチャースラブ」を導入し、鉄骨梁をイメージした水平デザイン要素を加えることで、建物に広がりと安定感を演出している。
内装は、外観色に合わせて黒やグレーを基調とした色合いに。壁材は、タモ材を使用した。フルフラットベランダとスリムな縦枠のスライディングマリオンウインドウに加え、視線を遮りながら適度なぬけを生み出すシェルウォールの組み合わせにより、限られたスペースでも内外一体の心地良い空間を演出する。
1階には、富裕層からの需要が高かったというゴルフシミュレーションを設置。シアタールームをはじめ、ゲームやカラオケ等ができるプレイルームとしても利用できる。水風呂と外気浴スペースを備えたサウナも設置した。
モデルハウスは2月8日にオープン。完全予約方式で110組の来場があった。来場者は23区内在住の会社経営者や、弁護士等の士業が大半。3.3平方メートル当たりの販売価格は115万円から。60坪以上で、1億円前後の受注をメインターゲットに展開していく。販売目標は年間150棟。
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