そよら成田ニュータウン/年間来館者数400万人目標、ファミリー層取り込む

2024年07月16日 17:48 / 店舗レポート

イオンリテールは7月19日、「そよら成田ニュータウン」(千葉県成田市)をオープンする。16日、メディア向けに内覧会を開催した。

<店舗外観>

同社唯一の百貨店業態「ボンベルタ成田」を全館リニューアルしたもの。5階建ての本館、3階建てのアネックス館(別館)に計80テナントが今期中に順次オープンする。日常生活で一番便利な生活拠点をコンセプトとする「そよら」の旗艦店としての位置づけだ。商圏は半径2キロ圏内。年間来館者数400万人を目標としている。

<佐藤店長>

佐藤健太 イオンスタイル成田ニュータウン 店長は「年間400万人の来館を目標としており、そよら最大規模の売上を目指す。そよらの『日用生活の生活拠点』というキーワードを持たせながら、これまでのお客様にも継続して利用して頂くために、ボンベルタからどれだけ継承できるかが課題だった。品ぞろえは個人的にはしっかり充実させることができたと思う」と語った。

<イオンスタイル成田ニュータウン>

核店舗「イオンスタイル成田ニュータウン」は、対面販売を充実させた生鮮売場に加え、手作りスイーツや店内焼き上げのベーカリーなど店内加工のデリカも展開する。セルフレジ「レジゴー」など顧客の利便性も充実させ、ボンベルタ時代のSMゾーンから売場を1.4倍に拡大した。近隣に住む30~40代の子育てファミリー層をメインターゲットに商品ラインアップを広げている。

<冷食ゾーン>

地域最大級となる冷凍食品ゾーンは、日常使いの食品から外食グルメまで約1100品目以上取りそろえ、ご当地アイス・スイーツコーナーやソフトクリームなどを充実。イオンの冷食専門店「@FROZEN」で人気の出た商品もピックアップして取り扱う。

<3階ダイソー>

3階は30~40代の子育て世代の利用頻度が高い暮らしの専門店を集め、中でも大創産業の3ブランド(ダイソー・Standard Products・THREEPPY)複合店が出店する。日本人形などインバウンド向けのアイテムも用意した。

<4階TSUTAYA>

4階に、成田地域初のBOOK&Cafe「TSUTAYA BOOKSTORE」が登場。コーヒー店「スターバックス」も隣接してオープンする。窓際席では、施設周辺に広がる「赤坂公園」の森林を眺めながらコーヒーと書籍を楽しめるという。全国の美味しいものを集めた食のセレクトショップ「AME&KAZE」と、対戦席100席のトレカコーナーも設けた。

加えて、同フロアにはボンベルタ時代の専門店を複数集めた「BONBELTA STREET」も展開し、長年施設を利用してきた既存客の需要にも対応する。

<5階GiGO>

5階には、アミューズメント施設「GiGO」がそよら内に初出店する。クレーンゲームやカプセルトイコーナーなどを中心に構成し、子供から大人まで楽しめる構成とした。

■そよら成田ニュータウン
所在地:千葉県成田市赤坂2-1-10(本館)
開店日:2024年7月19日
敷地面積:約2万2451m2(うちアネックス館5676m2)
売場面積:約3万5730m2(直営4150m2、専門店3万1580m2)
駐車台数:約800台
駐輪台数:349台
SC構造:地上5階建て(本館)、地上3階建て(アネックス館)
核店舗:イオンスタイル成田ニュータウン
営業時間:1階直営食品8時~22時(銘店は9時~21時)、直営日用品9時~22時(薬は9時~21時)、イオン薬局(調剤薬局)9時~19時、専門店9時~21時
休業日:年中無休

取材・執筆 古川勝平

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