大阪市の学校法人「森友学園」の国有地取得問題を国会で追及する野党の姿勢などをめぐり、日本維新の会前代表で前大阪市長の橋下徹氏と新潟県の米山隆一知事が短文投稿サイトの「ツイッター」を通じ、14日から17日にかけてバトルを繰り広げ、注目を集めている。
橋下氏は、同学園の理事長退任を表明した籠池泰典氏との関係をめぐる稲田朋美防衛相の答弁に関し「事実確認もせずに国会で無関係と言い切った稲田さんは政治家としてアウト」と指摘。「(民進党代表の)蓮舫さんも二重国籍問題で全く同じことをやった。稲田さんが辞任なら蓮舫さんも辞任」と批判した。
この投稿に米山知事が反応。二重国籍問題と森友学園問題はそもそも別問題だとした上で「それを言うなら、まず『蓮舫さんの二重国籍をさんざん国会の場であげつらった維新の議員も、同じ論調で稲田さんを追及するんですよね?』と言うべき」と、自民党に協調的な立場をとる維新の姿勢に突っ込みを入れた。