RIZIN DECADE(ライジン・ディケイド)「雷神番外地(らいじんばんがいち)」(31日、さいたまスーパーアリーナ)元総合格闘家、朝倉未来(32)が率いる「ブレイキングダウン軍」と総合格闘家、平本蓮(26)が率いる格闘家チーム「ブラックローズ軍」の対抗戦。第4試合はRIZIN MMA特別ルール、5分2回、63.0キロ。ブレイキングダウン軍の冨澤大智(27)が、昨年の大みそかに続き2回目のRIZINの舞台に上がった。対するは、大みそか3回目の出場となる〝キング・カズ〟こと、三浦知良の次男、三浦孝太(22)。
キックボクサーの冨澤は初のMMA試合だったが、衝撃の結末は早々に訪れた。1回1分53秒、三浦がタックルで倒そうとしたところに、冨澤が左膝一撃。三浦は失神して倒れた。
冨澤は試合後のマイクで「やったぞー!」と大絶叫。「本当にこの一年、去年負けてから死ぬほど悔しくて。ブレイキングダウンでも負けて本当に悔しくて。去年、大みそかに出場する夢がかなって。今年ここで勝つって夢ができて、それがかなってうれしい。次の目標はここで勝ち続けること」といい、RIZIN榊原CEOに向かってMMAフライ級で闘いたい旨を伝えた。
ブレイキングダウンでの〝忘れ物〟を取りに行ってからと付け加えており、ブレイキングダウンのバンタム級王者の井原良太郎へのリベンジを終えてからだと思われる。