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「サイバーセキュリティ月間」がスタート - チョコプラ「TT兄弟」も登場

2月1日より「サイバーセキュリティ月間」がスタートした。人気お笑いコンビのチョコレートプラネットが扮する「TT兄弟」も「セキュリT対策」を広く呼びかけている。

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中小企業向け啓発パンフレット

サイバーセキュリティ基本法に基づき、政府では毎年2月1日から3月18日(サイバー)までを「サイバーセキュリティ月間」と定め、啓発活動を行っている。

2025年のテーマは「家庭や職場で話し合い、見直したいセキュリティ対策」。セキュリティ意識を高めることを目的として、全国各地で約170件の関連イベントが予定されている。

また啓発ポスターやパンフレットのイメージキャラクターに、チョコレートプラネットが扮する「TT兄弟」が登場。米国のオーディション番組で会場を熱く盛り上げたふたりが「セキュリTT兄弟」となり、日ごろから気をつけたい「セキュリT対策」を訴える。

中小企業や一般家庭を対象に、セキュリティ対策をマンガ風に解説したリーフレットを用意。サイバーセキュリティ・ポータルサイトより、ダウンロードできるほか、ポスターなども配布。さらにデジタルサイネージなど啓発広告を展開していく。

サイバーセキュリティ月間のスタートにあたり、林芳正内閣官房長官はメッセージを寄せ、ランサムウェア攻撃による被害報告の約半数は中小企業で発生するなど、企業規模に関係なくセキュリティ対策が必要であると指摘。被害の多くは、基本的な対策を徹底することで防ぐことができるとし、全員参加のセキュリティ対策を呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/02/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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