長野県内各地で雪 大糸線や飯山線で運休 11日も北部山沿いや中野飯山地域で雪

 10日の県内は強い冬型の気圧配置や寒気の影響で、広い範囲で雪となり、JR各線で運休や遅れが相次いだ。長野地方気象台は、11日は冬型の気圧配置が次第に緩むものの、午前中を中心に強い寒気の影響が残る見込みだと発表した。

 大糸線は10日の始発から午後4時ごろにかけて南小谷(北安曇郡小谷村)―糸魚川(新潟県糸魚川市)間で普通列車上下13本が運休。また、倒木の影響もあり、白馬(同郡白馬村)―信濃大町(大町市)間で午前9時半ごろから普通上下5本が区間運休、下り特急あずさなどに最大約2時間の遅れが出た。

 飯山線は戸狩野沢温泉(飯山市)―十日町(新潟県十日町市)間の上下線で終日運休した。

 飯田線は線路に倒れ込んでいる竹が見つかった影響で、特急伊那路の上下2本が運休し、上下4本が部分運休、上下3本が最大約3時間40分遅れた。

 11日の明け方にかけて、北部山沿いや中野飯山地域を中心に断続的に強い雪が降る予報。同日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で、中野飯山地域40センチ、長野地域と大北地域の各山沿い20センチ、長野地域と大北地域の各平地、上田地域の菅平周辺5センチ。

 雪の予報を受け、JR大糸線は11日の始発から午後4時ごろまで南小谷―糸魚川間で普通上下13本を運休する。同区間の運休は8日から4日連続。

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