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AWS EC2+AMI 網元で
 WordPressサイトを
    構築しよう
  Feb 23, 2013 WordBench Kagawa @ gain-Y
今日のアジェンダ
        今日は初めての方向けにやさしく解説(する予定)

   AWSってなあに?

   AWSを使う準備

   EC2ってなあに?

   網元でWordPress サーバを立てる
質問
質問
   AWSを知っていますか?

   WordPressのサーバを自分で用意したことがありますか?

   開発環境の構築はどうしてますか?

   黒い画面は触ったことがありますか?
AWSってなあに?
AWSってなあに?
   AWS は Amazon Web Services の略です




                      http://aws.amazon.com/jp/
AWSってなあに?
AmazonってあのAmazon?
AWSってなあに?
   Amazonはいろんなことやってます ( http://www.amazon.com/ )
AWSってなあに?

“2006年、アマゾン ウェブ サービス(AWS)は、
   ウェブサービスという形態で企業を対象に
  IT インフラのサービス提供を開始しました。
         それは現在、一般的に
       クラウドコンピューティング
        として知られています。”
AWSはどうしてできた
   Amazonでは通信販売のためにたくさんのサーバを世界中に保有

   自分たちの小売サービスのために作っていたシステムが便利なのでク
    ラウドサービスとして売りだした。

   実際に自分たちで使っているので、自分たちが便利になるようどんど
    ん進化。毎月新しい機能追加がある。
現在提供されている
 サービスの種類は
   25種類
   US East (N. Virginia)

             US West (Oregon)

             US West (N. California)
サーバは世界       EU (Ireland)
 8 拠点から      Asia Pacific (Singapore)
選ぶことが
             Asia Pacific (Tokyo)
   できる
             Asia Pacific (Sydney)

             South America (São Paulo)

          リージョンによって提供されているサービスが
          異なるので注意
          http://aws.amazon.com/jp/about-aws/
                 globalinfrastructure/regional-product-services/
AWSの費用
   費用は使った分だけ。従量制。ドルで計算。
    (サーバーの地域=リージョンによって少し単価が異なる。)

   例えば「1日だけ実験用にサーバ建てたい」となれば、サーバを作って、
    終わったらサーバを閉じれば(Terminate)よい。そうするとその時間分
    だけの金額で済む。

   ファイルを置いておく場所もファイルの量によって金額が決まる。

   また、通信料(データ転送)も同じように従量制である。大きなファイ
    ルをアップロード・ダウンロードしたり、たくさんのアクセスがあれば
    その分の費用がかかる。(例えば、最初の1GBは0ドル、10TBまでは1GB
    あたり0.201ドル→10GBなら2ドル/月くらい。)
AWSの費用
   クラウド推奨構成とお見積り例
    http://aws.amazon.com/jp/cdp/

   Amazon Web Services Simple Monthly Calculator
    http://calculator.s3.amazonaws.com/calc5.html?lng=ja_JP
AWSを使う準備
AWSアカウントの作成
   クレジットカードが必要

   請求はドル建て。

   クレジットカードを持っていない人は?
       サーバーワークスのサービスを使う(円建てで支払える。手数料:10%)
        AWS課金代行 -サーバーワークス
        http://www.serverworks.co.jp/services/actingpayment/
       Vプリカを使う(コンビニで買えるクレジットカード、上限10万円)
        http://vpc.lifecard.co.jp/
AWSアカウントの作成
           アカウント作成の流れ
  https://aws.amazon.com/jp/register-flow/

      ここに詳しく書いてあるので今日は割愛!
SFTPクライアント
Secure FTP の略でSFTPです。ファイルのアップロードに利用します。

Windows : WinSCP 等



Mac : Transmit, CyberDuck, Yummy FTP 等
ターミナル
黒い画面に接続するクライアントです。

Windows : TeraTerm, Putty 等




Mac : 標準のTerminal, iTerm2 等
EC2ってなあに?
EC2とは?
Amazon Elastic Compute Cloud の略で
す。
http://aws.amazon.com/jp/ec2/

仮想化されたサーバです。
構成をAMIs(Amazon Machine
Images)から選んで構築することが
可能です。

AMIにはOSだけでなくWebサーバや
DBなども予め組み込んであるものが
あります。
(今日ご紹介予定の網元もそうです
ね!)
AMIsでは
いろんな構成が選べる

2013年2月20日現在、AWS公式
     のAMIsは33種類。
コミュニティのAMIsも入れる
  と1977種類が選択可能。

OSはAmazon Linuxを筆頭に、
 Ubuntu, Fedora, Winodows
Server, redhat, CentOS, Oracle
 Linux, OpenSolaris, Debian,
   Gentoo, OpenSUSE 等々              OSだけではなく
                                 ミドルウェアももちろん色々!
   US East (N. Virginia)
リージョン?(再掲)
                    US West (Oregon)
                    US West (N. California)
サーバの設置してある地域のこ
とです。                EU (Ireland)
現在は世界8拠点。           Asia Pacific (Singapore)
リージョン同士が影響し合うこ
とは可能性として少ない。        Asia Pacific (Tokyo)
                    Asia Pacific (Sydney)
リージョンの中にはさらに
                    South America (São Paulo)
「アベイラビリティーゾーン」
があります。
Tokyo Region
                             アベイラビリティーゾーン
                               (Availability Zone)

   ap-            ap-
                            リージョンの中で、電源やネットワークが
northeast-     northeast-
    1a             1b       別系統の離れた場所に置かれた異なる施設
                            のことを指します。
                            例えば東京リージョンにはアベイラビリ
                            ティゾーンが3つ確保されています。
           ap-
        northeast-
            1c              詳細な場所はセキュリティ上公開されてい
                            ません。
網元で
WordPress サーバを立てる
今回行う構成
VPCという仮想の入れ物を先に作り、
その中に網元の入ったEC2を立てます。
その後固定IPをVPCのネットワークイ
ンターフェースに追加します。
                                VPC
                      G-
                      IP
こうすることで、再起動してもグロー                     EC2
バルIPが変わらない環境を構築出来ま
                           NI
す。



                                 ※G-IP: グローバルIP
                                 ※NI : VPCのNetwork Interface
AWS マネジメントコンソールにサインイン




  http://aws.amazon.com/jp/ にアクセスしてください。
  アカウント/コンソールをクリックし、[AWS Management Console ]
  を選択します。
AWS マネジメントコンソールにサインイン




   Amazonを利用している方にはお馴染みの画面です。
   ユーザー名とパスワードを入れてサインインしてください。
VPCの作成




  1. Tokyoリージョンを選択します。
     日本国内で提供するサービスは速度の関連からTokyoが良いでしょう。
  2. [Services]をクリックして、[VPC]を選択します。
VPCの作成




     [Start VPC Wizard]をクリックします。
VPCの作成


         [VPC with a Single Public Subnet Only]
         を選択し、[Continue] をクリック
         します。
VPCの作成




   [Edit Public Subnet]をクリックし、[Availabillity Zone] を
   [ap-northeast-1a] にし、
   [Create VPC] をクリックします。
VPCの作成




         VPCが作成できました。
         [Close] をクリックします。
VPCの作成



         [Your VPCs]に今作成したVPCが表示されています。
VPCの作成 - Subnets



              内部Networkと外部ネットワークの設定が自動的に
              作成されています。Subnet IDをメモしておいてください。
AMI 網元




            http://ja.megumi-cloud.com
          網元はNginx(Webサーバ)+リバース
         プロキシCacheを組み合わせた高速構成!
AMI 網元




   通常はここからAMIが選択出来ますが、
   今日はVPCなのでそれ専用の物を…
   (開発用で固定グローバルIPが不要な場合はここで良いと思います。)
AMI網元のVPC用AMI




     ami-f50783f4 ← これをメモしておいてください。
AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る


        [Services] から [EC2] を選択し、[Launch Instance] をク
        リックします。
AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る




     [Classic Wizard] を選択し、[Continue] を
     クリックします。
AMI網元を使ってEC2を作る




    [Community AMIs] を選択し、以下の条件で検索します。
    Viewing : Public images
    ami-f50783f4
AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る




     [Launch Insances]が選択されていることを確認し、
     [VPC]タブをクリックします。
     [Subnet]は先程メモしたSubnet IDを選択し、
     [Continue]をクリックしてください。
AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る

         [Termination Protection] にチェックを入れてくだ
         さい。これは誤ってサーバを削除しないように
         するためのオプションです。
         コレ以外はデフォルトのままで結構です。
         [Continue]をクリックしてください。
AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る




     ディスク容量を増やす場合はここでEditしますが、
     今回はこのままで利用します。
     [Continue]をクリックしてください。
AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る




    あとでわかりやすいようにタグを付けておきます。
    名前を入力したら[Continue]をクリックしてください。
AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る

          サーバにSSHで接続するときのKey Pairを作成し
          ます。
          [Create a new key pair] をクリックし、名前を入れ
          て
          [Create & Download your Key Pair]をクリックして
          ください。ダウンロードしたファイルは後で使
          うので保存しておいてください。

          上記が完了したら[Continue]をクリックしてくだ
          さい。
AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る



        EC2はデフォルトではどこからもアクセスできないよ
        うになっています。
        それを許可する設定をSecurity Groupsと言います。
        サーバの用途別に作ることが望ましいでしょう。
        今回は新規に作成しますので [Create a new Security
        Groups] を選択してください。
AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る



        Group Name および Group Description(説明)を入力
        してください。

        まずはhttpアクセスを追加します。
        [Create a new rule] : HTTP
        [Source] : 0.0.0.0/0 (どこからでもアクセス可)
        と入力して、[Add Rule] をクリックします。
AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る


              次にSSHアクセスを追加します。

              [Create a new rule] : SSH
              [Source] : 0.0.0.0/0 (どこからで
              もアクセス可)
              と入力して、[Add Rule] を
              クリックします。
AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る




              ここまでできたら [Cotinue] を
              クリックしてください。
AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る




             今回作成するサーバの詳細が表
             示されています。

             確認できたら[Launch] を
             クリックしてください。
AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る




      Serverが作成されて起動すると青い色のマークに変わ
      ります。クリックすると詳細が見られます。
      Instance ID をメモしておいてください。
      また、Private Ipsもメモしておいてください。
Elastic IP(固定IPアドレス)の設定




              [Elastic IPs]をクリックして、
              [Allocate New Adress] をクリック
              してください。
Elastic IP(固定IPアドレス)の設定




                EIP used in : VPC
                と選択して、
                [Yes, Allocate] をクリック
                してください。
Elastic IP(固定IPアドレス)の設定



           固定IPアドレスが取得されます(自動なので自分ではど
           のIPアドレスにするかの選択出来ません)。
           取得されたIPアドレスにチェックを入れてください。
           次に[Associate Address] をクリックしてください。どの
           サーバにこのIPを割り当てるか設定します。

           ※注)IPアドレスは割り当てをせずに置いておくとお金
           がかかるので割り当てない場合はRelease Address をして
           おきましょう。(Releaseすると再取得はできません)
Elastic IP(固定IPアドレス)の設定


            Instane : 先ほどメモしたInstance ID
            Private IP adress : 先ほどメモしたPrivate Ips

            を選択して、[Yes, Associate] をクリック
            してください。
Elastic IP(固定IPアドレス)の設定




              固定IPがEC2に割り当てられました。
Elastic IP(固定IPアドレス)の設定




            [Instances] をクリックし、作成したサーバをク
            リックすると、固定IPが設定されていることが
            確認できます。
SSH接続



        WordPressの設定をするために、サーバにSSH
        で接続をします。

        作成したInstanceを右クリックして
        [connect] をクリックすると接続方法が
        確認できます。
SSH接続
        英語ですが、どのように接続したらよいか
        についてメッセージが表示されます。

        MacやLinuxの場合は取得したファイルを、
        ユーザのみの読み取り権限にします。
        取得したファイルは ~/.ssh/ディレクトリ配
        下に置いて置くと良いでしょう。
        chmod 400 xxx.pem
        で権限の設定ができます。

        あとはターミナルで
        ssh -i <Key file>.pem root@IPアドレス
        で接続出来ます。
SSH接続
では接続してみましょう。

ターミナルクライアントを起動して
ssh -i <Key file>.pem root@IPアドレス
とコマンドを実行してください。

成功するとこのような画面が表示され
ます。

Amimoto って表示されるのがいいです
ね。
WordPressの設定
接続に成功したら

# wp-setup
または
# wp-setup exsample.com
と入力してEnterキーを押します。

…done と表示されたら成功です。
WordPressにアクセス。
Elastic Ips で設定した固定IPアドレスで
アクセスしてみましょう。

http://xxx.xxx.xxx.xxx/

WordPressの設定画面が表示されている
はずです。
QA
その他
(問い合わせについての補足を追記しました)
AWSを学ぶには?
   AWSの始め方
    https://aws.amazon.com/jp/aws-first-step/

   AWS 公式ドキュメント
    http://aws.amazon.com/jp/documentation/

   ドットインストール
    http://dotinstall.com/lessons/basic_aws/

   Amazon Web Services Japan presentations channel
    http://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/

    今日参考にした資料 : Amazon VPCトレーニング-トレーニング資料
    http://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/amazon-vpc-13759909
AWSを学ぶには?
   AWSイベント・セミナースケジュール
    https://aws.amazon.com/jp/event_schedule/
    各地のイベントスケジュールが掲載されています。
    自宅で受講できるオンラインセミナーもあります。
EBSについて
EC2のディスクとしてEBS(Elastic Block Store)が使われます。
これはInstanceを削除しても残ります。
内容はVolumesをクリックすると確認できます。               その時点でのバックアップをした
                                       い場合は、
                                       [Create Snapshot]
                                       をクリックするとスナップショッ
                                       トを取得することができます。
                                       Instanceを削除しても、Volumeや
                                       Snapshotが残っている場合はそれ
                                       らにはS3の料金が適用されます。
                                       不要となり削除したい場合は、
                                       Instanceを停止し、その後まず最
                                       初に右クリックして[Detach
                                       Volume]とし、Instanceとの関連付
                                       けを外します。
                                       その後しばらくしてから [Delete
                                       Volume]とすると削除できます。
ご清聴ありがとうございました。
•   WordPressは Automattic, Inc. の登録商標です。
•   Windows、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
•   Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。
•   SUSEは米国および日本におけるNovell, Inc.の登録商標です。
•   Red HatおよびShadowman logoは、米国およびその他の国におけるRed Hat,Inc.の商標または登録商標です。
•   Debianは、Software in the Public Interest, Inc.の登録商標です。
•   Ubuntuは、Canonical Ltd.の登録商標です。
•   "Gentoo"の名前と"g"ロゴはGentoo Foundation, Inc.の登録商標です。
•   CentOSの名称およびそのロゴは、CentOS ltdの商標または登録商標です。
•   OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
•   MySQLは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
•   OpenSolaris は Sun Microsystems, Inc. の商標です。
•   アマゾン ウェブ サービス、Amazon EC2 およびAmazon Web Services ロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の
    商標です。
•   その他記載されている会社名および商品名は各社の登録商標または商標です。

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  • 29. VPCの作成 1. Tokyoリージョンを選択します。 日本国内で提供するサービスは速度の関連からTokyoが良いでしょう。 2. [Services]をクリックして、[VPC]を選択します。
  • 30. VPCの作成 [Start VPC Wizard]をクリックします。
  • 31. VPCの作成 [VPC with a Single Public Subnet Only] を選択し、[Continue] をクリック します。
  • 32. VPCの作成 [Edit Public Subnet]をクリックし、[Availabillity Zone] を [ap-northeast-1a] にし、 [Create VPC] をクリックします。
  • 33. VPCの作成 VPCが作成できました。 [Close] をクリックします。
  • 34. VPCの作成 [Your VPCs]に今作成したVPCが表示されています。
  • 35. VPCの作成 - Subnets 内部Networkと外部ネットワークの設定が自動的に 作成されています。Subnet IDをメモしておいてください。
  • 36. AMI 網元 http://ja.megumi-cloud.com 網元はNginx(Webサーバ)+リバース プロキシCacheを組み合わせた高速構成!
  • 37. AMI 網元 通常はここからAMIが選択出来ますが、 今日はVPCなのでそれ専用の物を… (開発用で固定グローバルIPが不要な場合はここで良いと思います。)
  • 38. AMI網元のVPC用AMI ami-f50783f4 ← これをメモしておいてください。
  • 39. AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る [Services] から [EC2] を選択し、[Launch Instance] をク リックします。
  • 40. AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る [Classic Wizard] を選択し、[Continue] を クリックします。
  • 41. AMI網元を使ってEC2を作る [Community AMIs] を選択し、以下の条件で検索します。 Viewing : Public images ami-f50783f4
  • 42. AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る [Launch Insances]が選択されていることを確認し、 [VPC]タブをクリックします。 [Subnet]は先程メモしたSubnet IDを選択し、 [Continue]をクリックしてください。
  • 43. AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る [Termination Protection] にチェックを入れてくだ さい。これは誤ってサーバを削除しないように するためのオプションです。 コレ以外はデフォルトのままで結構です。 [Continue]をクリックしてください。
  • 44. AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る ディスク容量を増やす場合はここでEditしますが、 今回はこのままで利用します。 [Continue]をクリックしてください。
  • 45. AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る あとでわかりやすいようにタグを付けておきます。 名前を入力したら[Continue]をクリックしてください。
  • 46. AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る サーバにSSHで接続するときのKey Pairを作成し ます。 [Create a new key pair] をクリックし、名前を入れ て [Create & Download your Key Pair]をクリックして ください。ダウンロードしたファイルは後で使 うので保存しておいてください。 上記が完了したら[Continue]をクリックしてくだ さい。
  • 47. AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る EC2はデフォルトではどこからもアクセスできないよ うになっています。 それを許可する設定をSecurity Groupsと言います。 サーバの用途別に作ることが望ましいでしょう。 今回は新規に作成しますので [Create a new Security Groups] を選択してください。
  • 48. AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る Group Name および Group Description(説明)を入力 してください。 まずはhttpアクセスを追加します。 [Create a new rule] : HTTP [Source] : 0.0.0.0/0 (どこからでもアクセス可) と入力して、[Add Rule] をクリックします。
  • 49. AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る 次にSSHアクセスを追加します。 [Create a new rule] : SSH [Source] : 0.0.0.0/0 (どこからで もアクセス可) と入力して、[Add Rule] を クリックします。
  • 50. AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る ここまでできたら [Cotinue] を クリックしてください。
  • 51. AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る 今回作成するサーバの詳細が表 示されています。 確認できたら[Launch] を クリックしてください。
  • 52. AMI網元を使ってVPC用のEC2を作る Serverが作成されて起動すると青い色のマークに変わ ります。クリックすると詳細が見られます。 Instance ID をメモしておいてください。 また、Private Ipsもメモしておいてください。
  • 53. Elastic IP(固定IPアドレス)の設定 [Elastic IPs]をクリックして、 [Allocate New Adress] をクリック してください。
  • 54. Elastic IP(固定IPアドレス)の設定 EIP used in : VPC と選択して、 [Yes, Allocate] をクリック してください。
  • 55. Elastic IP(固定IPアドレス)の設定 固定IPアドレスが取得されます(自動なので自分ではど のIPアドレスにするかの選択出来ません)。 取得されたIPアドレスにチェックを入れてください。 次に[Associate Address] をクリックしてください。どの サーバにこのIPを割り当てるか設定します。 ※注)IPアドレスは割り当てをせずに置いておくとお金 がかかるので割り当てない場合はRelease Address をして おきましょう。(Releaseすると再取得はできません)
  • 56. Elastic IP(固定IPアドレス)の設定 Instane : 先ほどメモしたInstance ID Private IP adress : 先ほどメモしたPrivate Ips を選択して、[Yes, Associate] をクリック してください。
  • 57. Elastic IP(固定IPアドレス)の設定 固定IPがEC2に割り当てられました。
  • 58. Elastic IP(固定IPアドレス)の設定 [Instances] をクリックし、作成したサーバをク リックすると、固定IPが設定されていることが 確認できます。
  • 59. SSH接続 WordPressの設定をするために、サーバにSSH で接続をします。 作成したInstanceを右クリックして [connect] をクリックすると接続方法が 確認できます。
  • 60. SSH接続 英語ですが、どのように接続したらよいか についてメッセージが表示されます。 MacやLinuxの場合は取得したファイルを、 ユーザのみの読み取り権限にします。 取得したファイルは ~/.ssh/ディレクトリ配 下に置いて置くと良いでしょう。 chmod 400 xxx.pem で権限の設定ができます。 あとはターミナルで ssh -i <Key file>.pem root@IPアドレス で接続出来ます。
  • 61. SSH接続 では接続してみましょう。 ターミナルクライアントを起動して ssh -i <Key file>.pem root@IPアドレス とコマンドを実行してください。 成功するとこのような画面が表示され ます。 Amimoto って表示されるのがいいです ね。
  • 62. WordPressの設定 接続に成功したら # wp-setup または # wp-setup exsample.com と入力してEnterキーを押します。 …done と表示されたら成功です。
  • 64. QA
  • 66. AWSを学ぶには?  AWSの始め方 https://aws.amazon.com/jp/aws-first-step/  AWS 公式ドキュメント http://aws.amazon.com/jp/documentation/  ドットインストール http://dotinstall.com/lessons/basic_aws/  Amazon Web Services Japan presentations channel http://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/ 今日参考にした資料 : Amazon VPCトレーニング-トレーニング資料 http://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/amazon-vpc-13759909
  • 67. AWSを学ぶには?  AWSイベント・セミナースケジュール https://aws.amazon.com/jp/event_schedule/ 各地のイベントスケジュールが掲載されています。 自宅で受講できるオンラインセミナーもあります。
  • 68. EBSについて EC2のディスクとしてEBS(Elastic Block Store)が使われます。 これはInstanceを削除しても残ります。 内容はVolumesをクリックすると確認できます。 その時点でのバックアップをした い場合は、 [Create Snapshot] をクリックするとスナップショッ トを取得することができます。 Instanceを削除しても、Volumeや Snapshotが残っている場合はそれ らにはS3の料金が適用されます。 不要となり削除したい場合は、 Instanceを停止し、その後まず最 初に右クリックして[Detach Volume]とし、Instanceとの関連付 けを外します。 その後しばらくしてから [Delete Volume]とすると削除できます。
  • 70. WordPressは Automattic, Inc. の登録商標です。 • Windows、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。 • Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。 • SUSEは米国および日本におけるNovell, Inc.の登録商標です。 • Red HatおよびShadowman logoは、米国およびその他の国におけるRed Hat,Inc.の商標または登録商標です。 • Debianは、Software in the Public Interest, Inc.の登録商標です。 • Ubuntuは、Canonical Ltd.の登録商標です。 • "Gentoo"の名前と"g"ロゴはGentoo Foundation, Inc.の登録商標です。 • CentOSの名称およびそのロゴは、CentOS ltdの商標または登録商標です。 • OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。 • MySQLは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。 • OpenSolaris は Sun Microsystems, Inc. の商標です。 • アマゾン ウェブ サービス、Amazon EC2 およびAmazon Web Services ロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の 商標です。 • その他記載されている会社名および商品名は各社の登録商標または商標です。