長らく続いたY2Kファッションの勢いは、2024年も引き続き注目を集めているが、次なるトレンドとして取り入れたいのが90年代のミニマリズム。クリーンで知性を感じさせ、そしてどこかセンシュアルさも漂わせたスタイルは、今年の春夏の本命トレンドだ。
ブラック、グレー、ホワイトを中心にベージュやカーキなどシックなカラーパレット。シルエットはシンプルかつシャープ。過剰な装飾が少なく、年代を問わず取り入れられるのも大きな魅力のひとつ。今回は、90年代ミニマルスタイルをモダンにアップデートさせる7つのキーワードと、おすすめのラインナップをご紹介する。
長らく続いたY2Kファッションの勢いは、2024年も引き続き注目を集めているが、次なるトレンドとして取り入れたいのが90年代のミニマリズム。クリーンで知性を感じさせ、そしてどこかセンシュアルさも漂わせたスタイルは、今年の春夏の本命トレンドだ。
ブラック、グレー、ホワイトを中心にベージュやカーキなどシックなカラーパレット。シルエットはシンプルかつシャープ。過剰な装飾が少なく、年代を問わず取り入れられるのも大きな魅力のひとつ。今回は、90年代ミニマルスタイルをモダンにアップデートさせる7つのキーワードと、おすすめのラインナップをご紹介する。
① マイクロミニショーツは、短ければ短いほどベター
2024年春夏のランウェイトレンドの筆頭といえば、マイクロミニショーツ。脚を大胆に出すことに抵抗がある人も多いが、上質な素材、そしてテイラリング仕立てのクラシカルなデザインのものを選べば、ヘルシーなセンシュアリティと、大人のエレガンスを両得できる。タック入りや、アシンメトリーなシルエットなど、ひねりのあるデザインを選んで周りと差をつけて。
② クリーンなシャツは、ボタン留めじゃないデザインで変化球を
90年代ミニマルスタイルを完成させる必須アイテムであるクリーンなシャツ。ただ、クラシックなアイテムだからこそ、令和の感覚でアップデートを。ボタンフロントではなく、フックやリボンで留める個性的なデザイン、もしくは体型カバー効果も期待できるノットフロントで、軽やかさも取り入れたい。
③ リラックス感のあるワイドレッグトラウザーズは、断然ハイウエストがイン
クワイエット・ラグジュアリーにも通ずるワイドレッグトラウザーズは、ハイウエストのものを選んで90年代ミニマルテイストにアップデート。春夏であってもきちんと感のあるタック入りのデザインを選べば、エフォートレスなスタイルの完成だ。
④ 今年こそ投資したい、タイムレスなオーバーサイズジャケット
90年代のニュアンスを孕んだ、タイムレスなオーバーサイズのジャケットは、今年こそ投資したいエッセンシャルアイテム。肩パッドがしっかり入ったボクシーなデザインは、シンプルなTシャツやブルージーンズといったカジュアルなアイテムに一点投入するだけで、シックな印象を与えてくれる。
⑤ ミニドレスは、モノトーンと構築的なシルエットでモードに
今シーズン、ランウェイで度々登場したのがマイクロミニドレス。ただし、幼く見えてしまうこともあり、取り入れるのに抵抗があるという人も。そんな人には、ブラックやホワイト、そして構築的なシルエットのドレスがおすすめだ。足元は、ポインテッドトゥのフラットや、プラットフォームシューズを合わせて。
⑥ オール・グレースタイルは、素材感でシックに見せるのがポイント
無機質な印象のグレーもまた、90年代ミニマルスタイルを象徴する色のひとつ。地味に見せないポイントは、全身をワントーンでまとめること。構築的なトップや、ドレープの効いたスカートなど、ラフになりすぎない攻めのグレーを、今シーズンの定番に取り入れて。
⑦ マキシドレスは、最小限の露出でセンシュアルさを漂わせて
90年代といえば、忘れてはならないのがトム・フォードによるグッチ(GUCCI)のセンセーション。グラマラスさも感じさせる90年代ミニマルスタイルを叶えるのは、自然なボディラインを引き立てるマキシドレス。ハイネックやロングスリーブなど、露出を最小限に控えることで、内に秘めたセンシュアリティを薫らせて。
Text: Di Lucrezia Malavolta Adaptation: Shunsuke Okabe
From VOGUE.IT
※※価格など表示内容は、執筆現在のものです。変更の可能性もありますので、最新の在庫状況や販売価格は、販売ページをご確認ください。