BEAUTY / TREND

ボトルネックバングスから、最旬ロブまで。夏シーズンに最適なトレンドヘア7選。

バッサリと切りたい人も、ちょっとだけ変化をつけたい人も必見のヘアスタイルをセレクト。大人のフェミニニティを演出するボトルネックバングスから個性派ウルフカットまで、イットガールお墨付きのスタイルを業界のプロたちが提案する。

Photo: Getty Images

新しい季節を目前に、新しいヘアスタイルを考え始める人は多いはず。「夏は自由に、フレッシュなスタートを切るとき」と話すのはニューヨークの人気ヘアサロンスイートキャロラインのシニアヘアスタイリスト、トラヴィス・スペック。「新しいヘアスタイルは、新しい自己表現を可能にしてくれるんです。それから、自分の髪の特質を活かしたヘアスタイルが一番楽」。同じくニューヨークのシニアスタイリスト、ディラン・ミストリーも、気温が上昇するにつれて数センチほどカットしたくなるのはごく自然なことだという。「髪を切ることは爽快感をもたらしてくれるし、自分の再発見にも繋がる」。

印象がガラリと変わるピクシーカットからモードにアップデートされたボブまで、業界屈指のプロたちが提案する夏のトレンドヘアの中から、自分にぴったりのスタイルを見つけて。

1. 個性を表現するウルフカット&マレット。

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“マレ”、“シャグ”、そしてTikTokで人気の“ウルフカット”の違いは、いい意味で曖昧になってきている。「トップは思い切り短く、後ろには長さを持たせたスタイルが目立ってきています」とはミストリー。「ほとんどのスタイリストは、その人の髪質や好みに合うようにアレンジしてくれるので、ぜひトライしてみてほしい」。俳優アイリス・ロウや歌手のFKAツイッグスなども大胆なイメチェンを成功させているので参考に!

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2. 90年代風「ハートスロブボブ」。

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この春、セレブ御用達ヘアメイクアーティストのマラ・ロザックによってトレンド入りを果たしたのが、90年代風のショートヘア「ハートスロブボブ」。後ろにレイヤーを入れて、前髪は頬にかかるくらいの長さに。「暑い時期、首に髪がまとわりつかないのでおすすめ。シックでクールに仕上がると思います」とロザックは太鼓判を押している。俳優ザジー・ビーツのようにカールを効かせても◎。

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3. エアリー x シャギーで軽やかな印象を。

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ロングヘアの人には、レイヤーを入れたエアリーなシャギーヘアが人気。ブラシやワックスは不要、簡単に自然なウェーブを作ることができるスタイルでもある。韓国のサバイバルドラマ『イカゲーム』に出演したことで一気にスターの階段を駆け上がったモデル兼女優、チョン・ホヨンもこの髪型が気に入っているそうだ。ロングヘアでも重たく見えないのもポイント。

4. 女性らしさを引き立てるピクシーカット。

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ゾーイ・クラヴィッツレア・セドゥのような、“ギャルソンヌ”感たっぷりのピクシーカット。凛としていながらも、どこか親しみやすく、セクシーな印象を作り上げてくれる。

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5. ロブで夏の肌見せをグレードアップ。

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もっとリラックスした髪型にしたいなら、俳優ローラ・ハリアーのショルダーボブをお手本に。彼女のヘアスタイリスト、ブライス・スカーレットが作ったこのスタイルは、デコルテを美しく演出してくれるよう計算されている。セレーナ・ゴメスのように、数センチ短くするだけで女性らしさもアップ。

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6. 絶妙な長さがキーのボトルネックバングス。

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長すぎず、短すぎずといった絶妙なレングスが鍵を握るボトルネックバングス。カンヌ国際映画祭でのエミリー・ラタコウスキーもこのバングスを採用したことで印象がガラリと変わっていた。夏に切った前髪が秋にはちょうどいい長さになるのも嬉しい。

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7. レトロライクなショートボブ。

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1920年〜70年代を彷彿とさせる、超レトロなショート。ウェーブを効かせても、ストレートでも楽しめるから、スタイリングの可能性は無限大。パロマ・エルセッサーの他にも、最近ではエラ・ファニングがマリリン・モンロー風のウィッグを被ったセルフィーを投稿している。

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Text: Lauren Valenti Adaptation: Motoko Fujita
From VOGUE.CO.UK