エリー・ゴールディングは引退を考えていたが、恋に落ちたことでそれを思いとどまったという。3枚目のアルバム『デリリアム』を引っ提げたツアーで疲れ果ててしまったエリーは、音楽活動一時休止を決心していたそうだ。
レコーディング・スタジオにはほとんど戻っていなかったというエリーは、アートディーラーでフィアンセのキャスパー・ジョプリングと出会って気持ちに変化が現われたそうだ。
エリーは英『デイリー・スター』紙にこう話している。「彼と一緒にいることで自分を取り戻すことが出来たと断言できるわ。自分のしていることを愛する自分になりたかったけど、そう出来ずにいた。自分の声も嫌だったし、毎晩繰り返し歌う自分の歌も嫌になった。移動もこりごりだったし、何処にいてももう一緒だった。人に会いたくもなくなった。ただ自分の殻に閉じこもっていて、(仕事は)ただの面倒な雑用になってたの。」
8月にキャスパーと婚約したエリーは、ディプロとスウェイ・リーとコラボしたニューシングル『クロース・トゥ・ミー』を10月にリリースしたばかりだった。2019年にも新作のリリースを予定しているエリーによると、キャスパーは新曲に対しても「とても正直に」感想を言ってくれるという。
そんなエリーは以前、過労と診断を受けた時、自分がそれほど重度であったとは気づいていなかったとして、「過労と診断を受けたんだけど、今でこそかなり酷かったと分かる。あの頃はいつも疲れていて力が入らずエクササイズもしたくなかったし何事にも興味を抱けなかった。あれは鬱ではなく体がギブアップしてたのよ」と話していた。