「反日無罪はもうやめよう」懲りない韓国に変化の兆し? でも大勢は居直り… (1/2ページ)

2013.08.02

 【ソウル=黒田勝弘】サッカー東アジア・カップ男子日韓戦での韓国応援団の反日パフォーマンスをめぐって韓国世論が沸騰している。この件で日本の閣僚(下村博文文部科学相)が「民度に問題がある」と韓国を批判した話が伝わり、韓国外務省が「無礼な発言で実に遺憾」と反発し“民度論争”にまで発展している。

 今回の“事件”は、昨年のロンドン五輪でサッカーの韓国代表選手が反日行動をして国際オリンピック委員会(IOC)から処分を受けたにもかかわらず、サポーターを含め韓国世論に反省がなく、「反日・愛国なら何でも許される」という雰囲気が蔓延(まんえん)していることを示すものだ。

 ただ今回はマスコミに「スポーツ民族主義はもうやめよう」(ハンギョレ新聞)「スポーツを国粋主義で汚すな」(東亜日報)「反日無罪はもうやめよう」(京郷新聞)など自己批判も登場している。

 また“民度論争”では日韓戦の日本側のスタンドで、東日本大震災に対する韓国の支援に感謝するメッセージ(韓国語)が掲げられたことに注目し「やはり日本の方が民度は上だ」といった声もネットには出ている。

 しかし、韓国サッカー協会は「日本の応援団に旭日旗が登場し韓国側を刺激したのが先だ」と日本非難の“居直り書簡”を東アジアサッカー連盟に送った。旭日旗は朝の陽光をかたどったもの。戦前は軍旗にも使われ、現在は海上自衛隊の旗になっているが、近年、韓国が「日本軍国主義の象徴だ」といってしきりに非難している。

 

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