東京都 コロナ 8人死亡 5374人感染確認 前週より4000人余減
東京都内の7日の感染確認は1週間前の月曜日を4000人余り下回る5374人でした。
また、都は感染が確認された8人が死亡したと発表しました。
東京都は7日、都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の5374人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1週間前の月曜日より4000人余り減って、ことし1月18日以来、6000人を下回りました。
6日から2日続けて1万人を下回っています。
7日までの7日間平均は1万391.9人で、前の週の92.3%でした。
前の週を下回るのは24日連続です。
都の担当者は「新規陽性者数は先週と比べて大きく減っているが、きょう一日で安心していいわけではない。5000人という数字は1万人や2万人と比べれば少なく感じるかもしれないが、十分に多く、引き続き基本的な感染対策をとってほしい」と話していました。
7日に確認された5374人の年代別は
▽10歳未満が1091人
▽10代が716人
▽20代が819人
▽30代が842人
▽40代が848人
▽50代が533人
▽60代が243人
▽70代が147人
▽80代が92人
▽90代が40人
▽100歳以上が2人
▽年代が分からない人が1人となっています。
このうち、「10歳未満」が全体の20.3%を占め、最も多くなりました。
65歳以上の高齢者は375人で、全体の7.0%でした。
感染経路がわかっているのは2149人で、このうち最も多い「家庭内」は1486人となり、全体の69.1%を占めました。
次に多い「施設内」は20.0%に当たる429人で、このうち保育園と幼稚園で合わせて179人、小学校で96人、高齢者施設で76人の感染が確認されました。
また、これまでの都の基準で集計した人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は、7日時点で6日より2人少ない69人でした。
一方、都は感染が確認された70代から90代の男女合わせて8人が死亡したと発表しました。
8人のうち、感染経路が分かっている人では高齢者施設内で感染した人が3人と最も多く、病院内で感染した人は1人でした。
また、8人のうち少なくとも7人は基礎疾患がありました。