「今年の一皿」は「うなぎ」チェーン店拡大や多様な商品開発で

ことし1年の世相を反映した食を選ぶ「今年の一皿」に「うなぎ」が選ばれました。手ごろな価格で提供するチェーン店の拡大や提供方法が多様化したことなどが理由だとしています。

「今年の一皿」は飲食店情報サイトを運営する企業が検索、閲覧履歴などのビッグデータや消費者へのアンケートなどをもとに毎年、発表しています。

ことしは「アサイーボウル」、「うなぎ」、「ジャパニーズクラフトジン」、「プレミアムラーメン」の4つがノミネートされ、選考の結果、「うなぎ」が選ばれました。

その理由として調理の一部を機械化するなどして手ごろな価格でうなぎを提供するチェーン店が拡大していることやカップ入りのミニサイズのうな丼やおにぎりなど、さまざまな商品が開発され、外国人旅行者を中心に人気を集めていることなどを挙げています。

「今年の一皿」実行委員会 三橋茉季さん
「土用のうしの日や特別な日に食べられていたうなぎが加工技術の変化などで気軽に食べられる機会が増えるようになっている」

「準大賞」は

「準大賞」には、全国各地で誕生した地域の特産品を生かしたジン「ジャパニーズクラフトジン」が選ばれました。

「インバウンド賞」は

外国人旅行者が注目した食に贈られる「インバウンド賞」には、食材や麺にこだわった高価格帯のラーメン「プレミアムラーメン」が選ばれました。

「今年の一皿」振り返ると…