あなたの学習回路を起動、加速させる学習コンサルタントの宇都出です。

 

昨年12月の修了考査が終わり、試験勉強から解放されてあれこれ本やネットを好きに観られるようになり、いくら時間があっても足りないです……。

 

なかでも、やはり気になってハマっているのが「生成AI」ですね。

 

ChatGPT Plusのすごさに驚き、これを使えばかなり本を速く、楽に、そして濃いものが書けるぞ!と思い、日々対話しています。(Chat GPT Pro はもっとすごいというので、思い切ってアップグレードしました)。

 

そして、「聞き方」をもっと多くの人に伝えたいと思って、年末から年始にかけて動画を収録して配信しました。

「認知科学に基づく 聞き方・読み方講座」

 

まずは、聞き方でも読み方でも最も大事な概念・「潜在記憶」にお伝えし、聞き方のこれまた最も重要なポイント・「意識の矢印」についてお伝えしました。ぜひチェックしてもらい、いいなあと思ったら、お知り合いの方にシェアいただければ大変うれしいです。

 → 「認知科学に基づく 聞き方・読み方講座」

 

お互いがもっと深く、ちゃんと聞くことができるようになれば、ほんと世の中もっと生きやすくなると思いますので!

 

では、まだまだ続く読書術の続きです。

 

● 読書におけるA(Adjust 改善)

読書もPDCA。

そんな視点に立って、読書を振り返っています。

今日は最後、4つめのA(Adjust)です。

このPDCAの「A」。もともとは「Act」(Actionではないそうです)。

この「Act」がなぜ「改善」と訳されるのだろう?
そもそも「Do(実行)」と何が違うんだろう?

そんな疑問を持ったことはありませんか?

私もそうでした。

そもそも、「Act」には、何かに対応する・処置を行うという意味があるそうで、D・Cの結果に
対応する
ということなんですね。なので、「ACT」は「処置」という訳が正しいという人もいます。

 → PDCAのAは「アクション(行動)」ではなく「アクト(処置)」だよ。 | 株式会社Key-Performance


『PDCAプロフェッショナル』や『鬼速PDCA』なども読んで、少しはPDCAを理解しているつもりでしたが、このあたりは、初めて知りました。

なお、『PDCAプロフェッショナル』では、「Action」となっていて、「やり方・方法論を見直し、進化させる」と定義されています。

 

 

ここでは、単なる改善ではなく、「やり方・方法論」そのものの見直しであり、「進化」という言葉も使われています。

一方、『鬼速PDCA』では、「Adjust」となっていて、「検証結果を踏まえて、次のサイクルに渡す調整案を考える」ということで「調整」という言葉が当てられています。

 


その「調整」もさまざまなレベルの調整があるということで、4種類挙げられています。

・ゴールレベル
・計画レベル
・解決案や行動レベル
・調整不要

「PDCA」といっても、かなり考えが違いますね。。

ちなみに、あなたは「PDCA」の「A」をどう理解していましたか?

かなり長くなったので、「読書におけるA」は次回に回すことにしますので、改めて「A」についてご自身がどうとらえていたか、振り返ってみてください!

 

ご意見、ご感想、ご質問はお気軽にコメント欄まで。

 

私の読書術をまとめた本はこちらになります。

  

 

 

 

宇都出

 

メルマガでは読書や試験勉強、仕事、人生の参考になる「今日の言葉」など、

あなたに役立つ情報を配信しています!ご興味のある方はメルマガ登録してみてください。

  ⇒ 記憶力が最強のライフ・ビジネススキルである メルマガ 登録フォー

 

2021年に合格した公認会計士試験の経験も踏まえて、試験勉強法をアップデートしました。

 

 

 

30年以上、10種類以上の速読術の実践・研究から生み出された

「本当に使える速読術」がいつでもどこでも学べます!

 

 

あなたの試験勉強に確かな軸をもたらします!
4回分のセミナーに加え、実践合格者2名の体験談を収録

 


目次イメージ記憶法をその場で実践してもらっている講座です!

 

 

「聴く」は「読む」に通じます。

 

 

 

 

 

あなたの学習回路を起動、加速させる学習コンサルタントの宇都出です。

 

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

 

ここ埼玉・所沢はほぼ晴天続きでしたが、みなさんのところはどうだったでしょうか?

 

今年もよろしくお願いいたします。

 

では、今日も読書術の続きです。

 

● 読書におけるC(Check 検証)
 

読書もPDCA。

そんな視点に立って、読書を振り返っています。

今日は3つめのC(Check 検証)です。

手元にあった『PDCAプロフェッショナル』(稲田将人著)の「C」のところには、こうあります。

 

 

  「謙虚に、そして客観的に結果の検証を行う」(同書 P188)とあります。

  もう1冊、『鬼速PDCA』(冨田和成著)の「C」のところには、こんな文章がありました。

 

 


「検証をしなくても実行のサイクルは回り続ける。(中略)検証をしなくても、最初に計画を立てたのだからなんとなくゴールに近づいている(PDCAが回っている)感覚がある。それが罠である。」(同書 P54~55)

これを読んで、KTK(高速大量回転)法の実践においてよく寄せられる質問、「何回回してもわかるようにならない、覚えられないのですが…どうすれば?」を思い出しました。

これは読書をPDCAを捉えると、このCが行われていないと捉えられるのではないでしょうか。

先ほど紹介した『高速PDCA』にもこんな一節があります。

「それでも「何度やっても成功しない」ときは、そもそもPDCAを廻そうとせずにいつまでたっても、単に思いつきを実行しているか、あるいは「自分は正しい」とうまくいかない理由を人のせいにする「幼稚なプライド」にとらわれている場合です。」(同書 P191)

ただ、読めばいい、くり返し読めばいいという話ではありません。

では、どう読めばいいか?
  
実は「ざっくり」読むという読み方そのものに「C」的な部分も含まれているのです。

どういうことかというと、なんとなく前から順に読むのではなく、目次だけ読む・見出しだけ読むの場合、そこに書かれている内容を想像しようとしますよね。(と書きながら、ただボォッと目次や見出しを読む人もいるかもしれません。今までそうだったら、ぜひ、これってどういうことだろう?とタイトルや見出しを問いに変えながら読みましょう)

そこでは、自分がわかっていること、わからないことを切り分けることが行われています。

ちょっと強引かもしれませんが、ここで「C」、検証が行われているのです。

また、わかるところ、読む気がするところを読むにしても、ここはわかる、ここはわからないという切り分けを少なくとも行っています。

これ自体が「C」、検証なのです。

D(実行)と同時に起こっているので、ピンとこないかもしれませんし、検証対象も、D(実行)した行動というより、自分自身の状態とも言えるので、強引かもしれませんが……。

もう少し、C(検証)っぽいことでいうと、「思い出す」でしょう。

今読んだところを思い出し、何がわかっているか、わかっていないかをCheckする。

先ほど説明したように、この「思い出す」は実は読んでいる最中にも起こっているので、C(検証)も同時に行われてもいます。

ただ、C(検証)を読書のなかでキチンと行うためには、独立して「思い出す」をやって、C(検証)を意識して行うとよいでしょう。

なお、その際にも、目次だけ読む、見出しだけ読むは有効です。

それによって「思い出す」というC(検証)作業がやりやすくなるからです。

目次を見て、どれだけ内容が思い出せるか?
見出しを見て、どれだけ本文が思い出せるか?

そうすることで、わかっていること・わかっていないことが切り分けられ、それが次に読む際に役立ち、次の読むを今の読むと違うレベルに押し上げてくれるからです。

読書におけるC(Check 検証)

 かなり強引に展開してきましたが、どうだったでしょうか。

単なるくり返しにならないために、このC(検証)はとても重要です。

ぜひ、あなたのこれまでの読書にC(検証)が入っているか、まさにC(検証)してみてください!

 

ご意見、ご感想、ご質問はお気軽にコメント欄まで。

 

私の読書術をまとめた本はこちらになります。

  

 

 

 

宇都出

 

メルマガでは読書や試験勉強、仕事、人生の参考になる「今日の言葉」など、

あなたに役立つ情報を配信しています!ご興味のある方はメルマガ登録してみてください。

  ⇒ 記憶力が最強のライフ・ビジネススキルである メルマガ 登録フォー

 

2021年に合格した公認会計士試験の経験も踏まえて、試験勉強法をアップデートしました。

 

 

 

30年以上、10種類以上の速読術の実践・研究から生み出された

「本当に使える速読術」がいつでもどこでも学べます!

 

 

あなたの試験勉強に確かな軸をもたらします!
4回分のセミナーに加え、実践合格者2名の体験談を収録

 


目次イメージ記憶法をその場で実践してもらっている講座です!

 

 

「聴く」は「読む」に通じます。

 

 

 

 

 

あなたの学習回路を起動、加速させる学習コンサルタントの宇都出です。

 

今日は大晦日。

 

皆さん、どのようにお過ごしでしょうか? 

 

私は、聞き方の本の企画を考えつつ、ドラマなどを観て過ごしています。

 

まずは、先日、最終回を観て感動したこちらのドラマの最終回を再度観て、

日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』|TBSテレビ

(宮本信子さんのファンなもので…)

 

さらに、なぜか、20年以上前、独立した頃に観て元気をもらっていたこちらのドラマの最終回を思わず見てしまいました。

恋ノチカラ - フジテレビ

(Tverで明後日・1月2日まで最終回などを観られます)

 

では、今日も読書術の続きです。

 

● 読書におけるD(Do 実行)

前回お伝えした読書に対する見方、

    「読書もPDCAである」

 

そんなふうに捉えると、これまでの読書イメージが大きく変わるのではないでしょうか。

  「くり返し」も当然になりますよね。

ということで、「読書もPDCA」。今日も深めていきましょう!

今日は、読書におけるD(Do 実行)、まあ、「読む」ということ、です。

 

とにかく読めばいいのですが、多くの人は「読む」ことのハードルがかなり高いんですよね。

ただ、よーーく、考えてもらいたいのですが、本を読むのに、何のリスクもありません。

「失敗した!」というのもないですし、相手(本)に怒られたり、嫌われたりすることもありません。

ページをめくって本を読むのに、何もさえぎることはないと思うのですが……。

なかなか、本を手に取れない、ページをめくれない人が多いんですよね。

この、なぜかハードルが高い、本を読むことを少しでもラクにするためのカギが、「ざっくり」をはじめとする、私のKTK(高速大量回転)法の読み方です。

たとえば……

● とりあえず目次だけ読む・見出しだけ読む

● わかるところだけ読む

● 読む気がするところだけ読む などなど。

もちろん、ここには「くり返す」という前提があるわけですが、これなら「D」(Do 実行)できるでしょう。

読書におけるD(Do 実行)

Doするために、ハードルを下げてみてください!

 

ご意見、ご感想、ご質問はお気軽にコメント欄まで。

 

私の読書術をまとめた本はこちらになります。

  

 

 

 

宇都出

 

メルマガでは読書や試験勉強、仕事、人生の参考になる「今日の言葉」など、

あなたに役立つ情報を配信しています!ご興味のある方はメルマガ登録してみてください。

  ⇒ 記憶力が最強のライフ・ビジネススキルである メルマガ 登録フォー

 

2021年に合格した公認会計士試験の経験も踏まえて、試験勉強法をアップデートしました。

 

 

 

30年以上、10種類以上の速読術の実践・研究から生み出された

「本当に使える速読術」がいつでもどこでも学べます!

 

 

あなたの試験勉強に確かな軸をもたらします!
4回分のセミナーに加え、実践合格者2名の体験談を収録

 


目次イメージ記憶法をその場で実践してもらっている講座です!

 

 

「聴く」は「読む」に通じます。