4月4日沖縄タイムス紙は、下記のように報道した。『4月3日本土の航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)関連部隊が、一斉に沖縄に上陸した。石垣島は基地のない島だが、陸上自衛隊・航空自衛隊計200人以上が到着。 宮古島市の平良港下崎埠頭前では、午後6時すぎから、平和団体や市民グループが抗議集会を開催。参加者は、「子ども達の未来に軍事は要らない」「宮古を危険な島にしないで」などと書かれたプラカードを持ち、気勢を上げた。平和運動センター宮古島の砂川克哉議長は「民間港を使い、ミサイルを積んだ車両が島内を堂々と通るのは異様。住民を巻き込んだ配備の地ならしだ」と強調。宮古島平和運動連絡協議会の星野勉共同代表は「北朝鮮の危険をあおり、住民に自衛隊受け入れをアピールする布石だ」と指摘した』。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-04-04_32040/
さらに、4月9日沖縄タイムス紙は次のように報道した。『宮古島を軍事の島にしないで市民集会が8日、宮古島市平良のカママ峯公園であり、参加者が、PAC3配備の宮古島配備などに反対し、市内をデモ行進した。宮古島平和運動連絡協議会の星野勉共同代表は「北朝鮮のロケット発射に備えたPAC3配備は住民を守るのではなく逆に危険をもちこむもの。石垣での銃携行など、とても住民が安心できるものではない」と指摘。沖縄本島の参加者は「北朝鮮を口実にした自衛隊の増強で、心の底から怒りを感じる。東シナ海などで日米韓や中国の軍事訓練も頻繁に行われ、危険な戦争になりかねない」と危機感をあらわにした。集会では、北朝鮮の「衛星」打ち上げとPAC3配備などの軍事行動に反対する決議文を採択。「自衛隊で安心安全はできない」「しないさせない軍事に島に」など連呼しながら、市内をデモ行進した』。
本土のマスコミは、日米同盟堅持の規定方針で報道するため、沖縄県民の反基地運動を全く紹介していない。この姿勢も改めるべきだ。
(ルーラ-)