3D CG, CAD/CAM/3Dプリンタ な日常でつづる クルスの冒険ブログ

このブログは引っ越しました!引っ越し先は…「とある思索の集合演算」と検索してみてください。よろしくお願いします。

TOKYO MXテレビ 3月7日(日) よる9:00~

2010年02月24日 | □CAD/CAMな日々
  
先日書きましたが、
 
「3次元形を活用する会:3D-GAN」ではテレビ番組の収録に協力しました。
 
その放送日が決まったようです。
 
3月7日(日)よる9:00~ / 再放送 3日13日(土)よる11:30~
 
TOKYO MXテレビの『TOKYO BOY』という番組。
 
東京のローカル局(UHF)なので、ご覧になれる地域は限られますが。 
 

これについては・・・えーと… 事前に申し上げたいことは色々あります。
 
色々ありますが、今さら何言ったって仕方ないもんね(チカラなく…笑)
 
出来はどうあれ、頑張りましたよ。ええ、頑張りましたとも。
 
過去にこのブログで、「TV番組の、3Dスキャナと3Dプリンタの組合せはつまらない」
 
と書いたワタシですから。
 
日頃から「3Dコピー機、立体コピー機と認識されるのはTVで一般の人たちをミスリードしたからだ」
 
と言っているワタシですから。
 
こんどは、オマエが言われる番だぜ、ってことだね…  お、おぅ。
 
とにかく、

「3Dデータは、色々な所で使われている」
 
「3Dデータを作るのは機械じゃない、ヒトの能力だ」

「3Dデータが、様々な産業を新しくつなぐことになる」
 
という部分は
 
強調させていただいたつもりです。
 
いつもと同じ。全く同じです。
 

そりゃ恥ずかしいですけども、今さら何言ったって始まらない。
 
みなさん! 見て下さいっ! ></

 

トヨタのアクセル部品は、他のメーカーには採用されていないのか?

2010年02月21日 | □今日は休日
NHKは、また良い番組を作った。
 
『追跡!A to Z「トヨタで何が起きているのか」』

「結露などが生じた場合凍結し、アクセルペダルが戻らなくなることがある(と危惧される)」
 
確かにクルマのアクセルが戻らなくなったら大変なことだ。
  
番組では、問題になっている米国製部品と、国内で採用されている部品を分解し、
二つの設計思想は違っていて、実際にその機構は明らかに異なることを丁寧に示していた。
  
これで分かるのは、
「トヨタは国内のトヨタスタンダード(基準)を、海外でも頑なに採用させているわけではない」
ということだ。少なくともアクセルペダルについては。
国内基準を海外部品メーカーにも採用させているのであれば、このような違いは生じない。
同じ機構を採用させて現地メーカーに生産させるか、国内生産の部品を採用するか、だ。
 
トヨタは、現地メーカーから、同じ機能を実現できるのであれば異なる機構であっても構わない、
という判断をして、この部品を採用したのだろう。
 
その方が安く、その方が早いから。
また、部品の現地調達はその土地に受け入れられるためにもトヨタにとっては重要な
問題になっていたことだろう。
 
そして、その納入メーカーというのは、過去にも他の米国自動車メーカーに同様の部品を
納入して来た実績があるにちがいない。
 
トヨタに納入するために、わざわざトヨタ基準とは異なる機構を採用し、
新たにアクセルペダルの設計を起こした… のか?
 
そんなことがあるはずがない。過去の設計を流用しているはずだ。
  
これで、なんとなく分かった。

米国メディアや一部の政治家が問題視しているのは、
 
「本件において、情報の開示等の対応に遅れはなかったか?」
 
である。それがどうした?いや、これは政治だ、ということが分かった。
 
「これは本当に危険か?どの程度危険か?どこまでの範囲が危険か?」
 
は、なぜかあまり語られていないようなのだ。飽くまで問題は、「対応が遅かったのではないか?」 である。
 
リコールは一義的に、そこに想定される(危惧される)危険に対して行われるものだ。

対応の遅れについては、また別の問題だろう。
  
モノづくりにお詳しい、または関心の高い皆さんには、もうお分かりだろう。
 
「絶対に他メーカーにもほとんど同じ機構の部品が採用されているはずで、結露が生じることや
それが凍結することの危惧などの程度において、トヨタに採用された部品と大きな違いがあるはずがない」

(結露の生じ易さや、凍結し易さを犠牲にしてコストダウンをさせていない限りにおいて)
 
ワタシも、そう思う。
 
つまり、

「その問題のアクセル部品は、他の自動車メーカーには採用されていないのか?」
  
これこそが、最も重要で、本来米国の政治家が最も反応すべき事である。
 
彼らが言うように、消費者の安全を最優先する、のであれば。
 
米国の政治やロビー活動、訴訟事情のために、行われる多くのこと。
チャイナの巨大な市場とその将来性と引き換えに、目をつむる多くのこと。
 
時代は、どんどん野蛮になって来ているように感じるのは、ワタシだけではないと思う。
 
我々にとっての、米国とチャイナに共通していること。
 
それは、モノを買ってくれるお客様である、ということだ。
 
このまま人類は、カネ以上の価値を喪失し続けるのだろうか?
 

インターカルチャーさまも、ようこそ!

2010年02月17日 | □CAD/CAMな日々
 
ここのところ「3次元形状を活用する会:3D-GAN」の主旨にご賛同いただき、
  
入会される会社さん、個人の方、共に増えています。ありがたいです。うれしいです。
 
当会は、常にどなた様も、大歓迎です。
 

現在の会員企業さんを →「見る」
 
  
3Dの形状データを扱う、という共通項の業界団体ですので、会員企業さんのお仕事は多岐に渡ります。

工業デザイン、設計・製造、金型、ジュエリー・アクセサリ、ゲーム、映像・アニメ、地図情報に
 
ネットサービス、玩具・フィギュア、3Dの機器やソフト… 色々です。 
 
多岐に渡りながらも、「同じ産業界」の「業界団体」というところが非常に大事です。
 
旧来の「同業者団体」は、それはそれで重要な役割がありますが、
 
互助会的な機能は果たせても、現在の行き詰まり感を打破するための「創造的な関係性」
 
は、創り出せないからです。それはもう、担っている機能が違うので、仕方ないお話。
 
で。
 
長くお付き合いいただいている皆さんは良くご存じだと思いますが、この
 
「違う産業なんだけど、3D形状データという共通項で同じ産業に括る」
 
試みにおいて、最初にお誘いし、働きかけたのは「3D CADと3D CGモデラー」の皆さん。
 
理由は簡単で、「3Dモデリングしてるから」。簡単だけど、そこが一番重要です。
 
価値は、設備にはあまり無いです。モデリングする能力=ヒトに、あるからですね。
 
特に3D CGモデラーさんに「!そうか!」と分かっていただくために重宝したのが
 
「3Dプリンター」です。
 
それには、「それには出力サービスがあってしかるべき、すごく重要」
 
という事で、もうずいぶん前に自分でもサービスを始めました。

なぜなら、自分の3Dデータを出力しさえすれば、大変な説明をしなくとも
 
「違う産業なんだけど、3D形状データという共通項で同じ産業に括ってみる」

ことの意義が分かるから、ですね。その理解をしていただくためにはとても便利な機械。
  
ここのところ、その「3Dプリンタの出力サービス」というのも、ずいぶん盛んになって来ました。
 
まぁ、以前ブログにも書いちゃったからいいかな? と思いますが…
 
つまり、クルマを中心とする旧来の市場である産業界での出力需要に陰りが出れば、
 
やってる事は一緒なんだし、使ってる機械も一緒なんだし、データもそう違いはないし…
 
単価が低くなっちゃうよね、ということだけをヨシと出来るならば
 
そりゃ出力サービス業者は増えますよ。元々設備はあるのだから。
 
ただ、大手さんというのは、従来とは異なる事を決断するのに結構時間がかかる…
 
たとえそれが、「大した成果が無いかも知れないけど、大したリスクもない」
 
ということであっても、時間がかかる。
 
「大したリスクが無いんじゃ、じゃあやろうか」
 
と、サクっと動けるのはどうしても大きな会社さんではない、ということです。
 
で。
 
時間はかかったけれども、大きな企業さんもこの…
 
「違う産業なんだけど、3D形状データという共通項で同じ産業に括ってみる」
 
意味が、ご理解いただける状況になって来たと、思う。
 
 
インターカルチャーさま URLより引用…

「自動車メーカー、電機メーカーなどのBtoBで20年の実績を持つ、
RPサービスを今回個人のユーザーの皆様へご提供させていただきます。
初めて利用される方の為に、RPの原理からアップロードの手順まで
詳しい情報も用意しています。」
 
インクスさんですね わかります。
 
ようこそ!インターカルチャーさま。 お待ちしていました。
 
次は私たちと一緒にワンフェスに出ましょう!
 
ぜひ、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局を一度お訪ねください。
 
まさに、「設計・製造」というカルチャーと「コンテンツ」というカルチャーを
 
「インターする」(?笑)活動をしております。

ご連絡、ご来訪、お待ち申し上げております。
 
 
3Dの立体視映像、医療、建築… などの分野からも、もっと、ご参加いただきたいです。
 
ワタシも頑張ってお誘いしよう… と思います。
 


ようこそ、都知事

2010年02月13日 | □アキハバラへようこそ
 
TV番組の収録で、東京都知事が来ます、と書きましたが…
 
ハイ、来ました。
 
せっかく来ていただいたのでツーショット写真を撮りました。
 
左が石原慎太郎東京都知事
 
右がワタシ、相馬達也です。(後ろに写っているヒト、ごめんなさい!)


 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局長
 
株式会社 ツクルス 代表
 
株式会社 マスターピース 代表
 
これが肩書きです。
 
何を考えて、何をやっているのか、興味を持たれた方は、

このブログを過去に遡って読んでみてください。(長いですけど…)
 
 
何をどう考え、何をしているのか? については、何度でもお話しします。
 
秋葉原でお会いしましょう。
 

この時収録した映像は、東京ローカルではありますがTV番組になるそうです。
 
放映予定が分かりましたら、またお知らせします。
 

3D-GAN事務局に石原慎太郎東京都知事 来訪

2010年02月12日 | □アキハバラへようこそ
 
最初に断らせてください。
 
ワタシは、政治には全く近くない。
  
行政にも、疎いです。
 
親類縁者、友人関係、どこを見渡しても
 
政治家もお役人にも、知り合いはいません。
 
このブログにおいても、仕事中も、政治の話題は避けて来ています。
  
誰にどう見られようとも、以上、本当のことです。
 
しかし、どういう訳か、東京MXテレビというテレビ局から連絡が入り
 
『TOKYO BOY』という東京都が提供している番組から取材をしたい、
 
という話をいただきました。
 
「へーなるほどねー…」
 
という程度で、番組製作者の方に
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」のご説明をいつものようにしたところ…
 
「いいですね。番組で紹介させてください。収録には都知事も来ます」
 
と、サラっと決まりました。。。
 
「・・・へ? 都知事来るの?ホントに?」
 
と言う程度の反応しか、出来ませんでした。
 
収録にはテリー伊藤氏と、AKB48からも1人来る、ということで。。。
 
あれよあれよという間に番組収録の日となりました。
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」は、明確に業界団体を目指しています。
 
営利活動を目的とは、しません。
 
業界団体ですから、業界の振興が目的です。

ただ、その「業界」という概念が旧来からの業界団体とは異なる、ということはあります。
 
「業界」の概念自体を、新たに定義しようとしています。

それでも「業界団体」に違いありません。
 
なので、行政のような公的な機関から、
 
「業界全体という広い範囲に貢献している」
  
というご評価をいただけるのであれば、もちろん歓迎したいです。
  
好きとか嫌いとか、主義とか、周囲の眼とか、関係ないです。
 
とにかく、

「3次元形状データを使うという共通項で、ひとつの業界という定義がされるようになること」
 
「そして、その業界全体のためになること」
 
であるならば、何でもやります。
 
偉い(民主主義的に住民の代表なのは間違いない)人ですし、
 
世代もありますが、日本中で有名な人ですから、本当に来るのか?予定の変更もありうるのか?
 
わかりません。
 
でも現在、来る、という予定でいろいろな準備が進んでいます。(簡単な台本も来た…)

実際の日時は、3D-GANの会員の皆さんにはお伝えしました。
 
 
これだけは、ぜひ分かってください。
 
都知事は、決してワタシ個人を訪ねて来るのではない、ということです。
 
(そんなの、あるわけ無いじゃん…)
 
都知事は、会員の皆さんが賛同していただいて、応援をしていただいている、この
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」を視察、番組の収録に来るのです。
 
ワタシは、この会を本気で、きちんとした業界団体にするつもりです。
 
世界初で、日本発の「3次元形状データ産業界」という概念を創って、
 
私たちの国の得意技、「コンテンツ」と「モノづくり」を3D形状データで融合させ、
 
新しい産業の枠組み、形態、産業文化を生み出したい、と願っています。

あらためて言うまでもなく、ワタシのこの覚悟のほどは、ここ2年間のワタシの行動で
 
お分かりいただけるものと信じています。(まぁ、至らない事も多々あるんですが…)
  
 
もっともっと、たくさんの方々からの賛同を得たいと願っています。
みなさん一緒に、「業界」を創りましょう。

 

ワンフェス2010[冬] ご来場ありがとうございました。

2010年02月08日 | □CAD/CAMな日々
 
ワンダーフェスティバル2010[冬] …
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」としての出展は3度目くらいですが、
 
かつてない規模で出展をいたしまして、多くの来場者から注目していただきました。
 
3D-GAN会員企業さんを中心とする、共同出展した皆さまのご協力に感謝いたします。

写真は、一緒に展示を行った皆さんの記念写真… うわー、いっぱい居るなぁー… と。
(プライバシーなど考慮して小さめ画像にしています…)
 

こちらのブログでもずーっと書いて来ていますが、すごくシンプルにまとめてしまうと
 
ワタシの思考は以下のようになります。
 
 
〇 3Dデータに関する市場は、旧来の設計製造(CAD)とコンテンツ(CG)に限定すると今後成長を望めない
 
〇 なぜならそれは、プロ(=産業用)の市場であり、その就業人口は減少し続けるから
(少なくとも激増する予測はどうしても立たない)
 
〇 プロ(=産業用)市場では、今以上の付加価値を商品に付け難い(単価を上げられない)

〇 顧客数が減って単価を上げ難いのだから、対象となる市場を拡げる必要がある
 
〇 3Dデータに関する新市場を創造するには、一般の3Dデータへの理解がとても重要
(一般の人が、かつて画像のjpgやbmpを理解したように)
 
〇 コンシューマの「3Dデータ リテラシー向上」が、新市場を創造するカギ
(B to B市場の創造であれ、コンシューマのリテラシー向上は新市場創造には絶対に必要)
 
〇 だから一般の中でも、極めて親和性が高くアーリーアダプターが存在する機会にアピールすべき
 
〇 ワンダーフェスティバルは、世界で最もそれに相応しい機会

〇 だから、ワンフェスに出続ける
 

これだけです。一貫してずっとこれです。
 
…でね。
 
「オイ、幕張遠くて行けなかったよ!」
 
とか、
 
「忙しくて…」
 
「忘れてて…」

「風邪ひいてて…」
 
とか、
 
「そんなのがあるって、後から知ったよ!」
 
と、いう皆さま。
 
大丈夫です。
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」は、いつも秋葉原にあります。
 
土日・祝日はお休みなのが申し訳ないのですが、平日は結構遅くまで人が居ますので
 
気軽にお立ち寄りください。

ワンフェスで展示していた事についてはどれも、かなり詳しくご説明が可能です。
 
特定の製品や商売に偏らない、普遍的な情報や知識を得たい… という時には打ってつけです。

というか、世界でもここしか無い、と言ってよいです。
 
3D形状データに関しては、ある意味、毎日ワンフェスやってますから(笑)
 
秋葉原でお会いしましょう。
 
 

ワンフェス2010[冬] 幕張メッセで会いましょう~

2010年02月06日 | □今日は休日
 
今日のトピック、カテゴリーが「今日は休日」て…(苦笑)
 
まぁ、仕事ですね。世間様が土曜ー日曜というだけです。
 
写真は、先ほどまでやっていました、「ワンダーフェスティバル2010[冬]」会場設営の様子。
 
毎度のことながら、直前までは「いやー…大変なこと始めちゃったなー…」と思うものの
 
その日が来てしまえば、割とウキウキする(笑)。
 
今日この時点で今一度その主旨を書くことはいたしませんが(以前の文章を参照ください)、
 
確認しておきたい。「これは、仕事です」と。
 
楽しくないのか?… 楽しくは、ありますよ。でも、娯楽じゃない。
  
大変じゃないか?大変に決まってるじゃないですか(笑)
  
でも、楽しくて嬉しい。
 
こういうのを何て言うんだ…? あー、やり甲斐、か。それだ。
  
日本では、いや、世界でも珍しいでしょうね。
 
私たち「3次元形状を活用する会:3D-GAN」の、この展示は。

そして、これこそがワタシがここ数年来思い描いて来た「3Dデータ業界団体」の姿です。
 
まだ小さくて、まだまだ狭いのだけど。
 
そうそう、今週3D-GANの事務局に理経さんが訪ねてくれました。
 
ワタシが来客中で全然お話し出来なかったのですが、
 
理経さんが取扱いを始めたこの機械も持込みたかったな…
 

 
イスラエル Solido社 SD300 PRO

だってこの3Dプリンタ、材料が「PVC」なんだもん(笑)場所としてピッタリだ。 
 
理経さん、ぜひ日をあらためて3D-GANの事務局にお越しください。歓迎です。
 
始まる前から何ですが、今回卓がバラバラになってしまった3D形状データな皆さんと、
 
次回は全部、本当に全部固まって、また一回り大きくして出展したいと考えています。
 
<別卓ですが、こちらの皆さんもよろしく!!>
・出力番長とzzz団
・T-Square Lab
・造形工房MRD
 
とりあえず、明日はしっかりと働こう。。。
 
会場にお越しの皆さんも、ぜひ気軽にお立ち寄りくださいね。
 
私たちは、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」です。
 
ワンフェス、幕張メッセで会いましょう~
 

(加筆)3Dプリンタ のお話

2010年02月06日 | □CAD/CAMな日々
 
ワタシ、このブログで去年の9月26日に、こう書きました。
 

>周囲の人にはずっと言って来てますが、本当に小型機の3Dプリンタ市場が花開く時は、
 
>Canon、EPSON、Roland D.G.、HP、Brother…辺りがこの市場に参入する時かな?…と思う。
 
 
ホントにホントに、そう書きました →それを見てみる

で。

このニュースだ…

「HP、Stratasysと提携して3Dプリンタに参入・年内発売」
 
ね?

<以下、加筆部分>
Stratasys社とHP社は、ワタシと同じ事を考えたと思う。社、というか、これは間違いなく
  
どちらかの特定の社員、1名とか2名だろうな。

余談だけれども、この「1名か2名の閃きで一事業の戦略を牽引させる」ということが、
 
私たちの国の企業では今、本当に出来なくなっている。
 
技術が無いんじゃない、知識もある、調査能力もあるんだ。
 
多分、「ヒトを見る目」と「勇気」が足りない。主には、企業のトップに立っている人たちに。

さて、話題を戻そう。
 
新しい市場に入っていくに際して、2つのことが大事。
 
1.100万円以下の3Dプリンタは、今までのRPマーケットとはまるで違う、ということ
 
2.この市場に一社の力で入って行くことは賢い選択ではない、ということ
 
これ。
 
1.は今まで設計・製造業界の試作という観点で市場を捉えていたStratasys社が持っていない部分。
 
2.は、HP社が持っていない、主に特許など技術的な部分
 
両方を1社で揃えようと頑張っていると、時間がかかり過ぎて市場をリード出来ない、と
  
危惧したこともあるだろう。正解だと、思う。
 
もしこの体制が上手く機能すれば、Stratasys社の機械は一般の市場からのフィードバックを受けて
 
さらに洗練されて行くとも、考えられる。 
 
数か月前、老舗RPメーカーのアメリカ本社から割と偉いヒトが来た。
 
そこで、こんな話をしました。
 
「100万円以下のマーケットは、トータリィ ディファレントだよ」

「だから、ストラーテェディ マスト ビィ チェインジド」
 
「…ノゥノゥ。特許や仕上がりや技術とは違う競争が始まるんだ。コンペティションのポイント ウィル ビー チェインジ」
 
「アライアンスでやるべきだよ、そうすればゲット ファスター トゥ ゲドイン トゥ ディス ヌー マーケッ だよ」

「僕には良いアイデアがあるよ、ベストなアライアンスさ じゃぁね、チャオ!」
 
(イタリア系だったから、そう挨拶しただけ)
 
・・・多分、よく分かってなかったかも知れないけど(笑)

でも、Stratasys社+HP社 のニュースに触れ、少し気付いてもらえたかも知れない。
 
<加筆部分、終わり>

さて、Canonさん、EPSONさん、Brotherさん、Roland D.G.さん
 
この市場での勝負は、まだ始まるか始まらないか… というタイミングです。
 
まだまだ、これからです。
 
ワタシは、きっと皆さんのお力になれることでしょう。
 
平日は、ココに居ます。 →ココ

明日の日曜日は、ココに居ます。 →ココ 

ご連絡は、お気軽にどうぞ。
 
お役に立ちます。 

 
ただし、ワタシは、このニュースよりもさらに少し先を見ていますけれども。