都心からはやや遠いが東大和市にある、
東京都健康安全研究センター薬用植物園へ行ってみた。
①「おっかのうぇ~ヒナゲシの花で・・・」
②「あかく咲くのはケシの花 白く咲くのは百合の花・・・ 」
(ああぁ・・・若者はこの歌を知らないであろう。)
この植物園の売り(?)は入場無料で、
栽培されているケシの花が見られる事だ。
「ケシ」と言えば、日本では、
あへん法と言う法律で栽培が禁止されている。
①の「ヒナゲシの花」は、栽培が許可されている種類のケシ、
つまりは阿片にならないケシ(ポピー)である。
②の「あかく咲くケシの花」は、これだけでは、
どちらの種類のケシなのかは解らない。
いけないケシ
植物園にあった資料によると、
葉っぱの見た目で判断できるようだ。
阿片の原料になるケシは、葉柄がなく葉は茎を抱く。
葉の切れ込みが浅く縁が波打つ。
色がロウで覆われたような緑灰色である。
表も裏もほとんど無毛である。
厳重な警戒
ケシが栽培されている畑はこの様に二重の柵に囲まれている。
そして柵の上部は有刺鉄線があり、
監視カメラも取り付けられている。
有刺鉄線
合法的に柵の内部に入るためには・・・・
開花の時期を待つ・・・。
日によっては先着順で70名はは入れるようだ。
もう一つは薬科大学の学生になる、の二通りのようだ。
花が咲いた後に実ができる。これをケシ坊主と呼ぶ。
ケシ坊主に傷をつけ樹脂を集めて乾燥させた物が生阿片である。
(最上部の写真でスイカの様な模様になっているのが、
樹液採集のために傷をつけたケシ坊主。)
ちなみに阿片を精製したものがモルヒネであり、
モルヒネを科学的に変化させたのがヘロインである。
1Kgの阿片を集めるためには約2000本のケシが必要で、
手作業で生阿片を集めるのも大変である。
その上、効き目がモルヒネやヘロインには劣るらしい。
効き目を上げるために精製・化学変化させると、
阿片の時より量が20~25%に減るそうだ。
まぁあんまり割りに合わないようだし、
法律に抵触するので栽培しようとは思わないように。
≪ 関連記事 ≫
板橋区立 熱帯環境植物館(その1)
板橋区立 熱帯環境植物館(その2)
板橋区立 熱帯環境植物館(その3)
板橋区立 熱帯環境植物館(その4)
東京都健康安全研究センター薬用植物園へ行ってみた。
①「おっかのうぇ~ヒナゲシの花で・・・」
②「あかく咲くのはケシの花 白く咲くのは百合の花・・・ 」
(ああぁ・・・若者はこの歌を知らないであろう。)
この植物園の売り(?)は入場無料で、
栽培されているケシの花が見られる事だ。
「ケシ」と言えば、日本では、
あへん法と言う法律で栽培が禁止されている。
①の「ヒナゲシの花」は、栽培が許可されている種類のケシ、
つまりは阿片にならないケシ(ポピー)である。
②の「あかく咲くケシの花」は、これだけでは、
どちらの種類のケシなのかは解らない。
いけないケシ
植物園にあった資料によると、
葉っぱの見た目で判断できるようだ。
阿片の原料になるケシは、葉柄がなく葉は茎を抱く。
葉の切れ込みが浅く縁が波打つ。
色がロウで覆われたような緑灰色である。
表も裏もほとんど無毛である。
厳重な警戒
ケシが栽培されている畑はこの様に二重の柵に囲まれている。
そして柵の上部は有刺鉄線があり、
監視カメラも取り付けられている。
有刺鉄線
合法的に柵の内部に入るためには・・・・
開花の時期を待つ・・・。
日によっては先着順で70名はは入れるようだ。
もう一つは薬科大学の学生になる、の二通りのようだ。
花が咲いた後に実ができる。これをケシ坊主と呼ぶ。
ケシ坊主に傷をつけ樹脂を集めて乾燥させた物が生阿片である。
(最上部の写真でスイカの様な模様になっているのが、
樹液採集のために傷をつけたケシ坊主。)
ちなみに阿片を精製したものがモルヒネであり、
モルヒネを科学的に変化させたのがヘロインである。
1Kgの阿片を集めるためには約2000本のケシが必要で、
手作業で生阿片を集めるのも大変である。
その上、効き目がモルヒネやヘロインには劣るらしい。
効き目を上げるために精製・化学変化させると、
阿片の時より量が20~25%に減るそうだ。
まぁあんまり割りに合わないようだし、
法律に抵触するので栽培しようとは思わないように。
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