1992年に新人であったシャー・ルク・カーンと
ラビーナ・テンドンの共演の「魔法」と言うタイトルで
1994年公開予定で撮影が始まったが行き詰まり、
ストーリーが変わって「別れの瞬間」と言うタイトルで
俳優も変わり2004年に公開されたらしい。
史上最悪の映画の一つ・・・と言われてる。
まずSRKの声がオカシイ・・・と思ったら吹き替えらしい。
前半部分の展開が退屈だなぁと思ってたら、
後半はさらにシーンのつながりもおかしい。
撮影してあったシーンを使いまわして編集してあるし、
強引すぎるほどのストーリー展開。
無理してまで10年後に公開する必要はなかったと思う。
マジで本当に全てが酷い・・・・笑っちゃうくらい。
その酷さを確認したい人以外は観ない方が良い。
<ストーリー>
少年時代のデュシャントの夢は歌手になる事だった。
近所に住むジャヤは裕福だったため、
お金がないデュシャントの夢を叶えようと父親に頼む。
10年後・・・・デュシャント(シャー・ルク・カーン)は、
スター歌手になり地元に凱旋して来る。
すると幼馴染のスジート(モニシュ・ベル)と
ニーシャ(ナヴニート・ニシャン)が近づいてくる。
ニーシャは色仕掛けでデュシャントに迫り、
デュシャントに結婚を約束させる。
ニーシャの父親カムレーシュ(アブタル・ギル)は、
デュシャントのレコードを出す事を計画するが
デュシャントの代理人キランに断られる。
デュシャントはジャヤ(ラビーナ・テンドン)と愛し合っていたが、
歌手になるためにお金を借りていたため、それを返す。
ニーシャの父親はジャヤからそのお金を奪い殺してしまう。
捜査のためにラフル(アミット・クマール)がやってくる。
ここから何故かラフルとジャヤの姉シータル
(ラシュミ・デサイ)のラブストリーが展開される・・・。
続いてニーシャ、スジートが殺され、
そしてニーシャの父親までもが殺されてしまう。
自宅に帰ったシータルは父親の所有物から、
手袋とロープを発見する。そこに警察がやって来て、
父親を逮捕する・・・・。
ジャヤを殺された父親の復讐って事なんだろうけど、
最後の20分位でバタバタと立て続けに殺人が起き、
犯人逮捕・・・・。酷すぎるな、こりゃ。