近年 GNU GPL に代表されるコピーレフトなライセンスから BSD、MIT、Apache ライセンスなどのより寛容な(permissive)ライセンスへの移行が起きているという話である。
ソフトウェアが書かれた言語別のコピーレフトなライセンス離れのグラフ(Perl を除くほぼすべての言語でそのトレンドが顕著)や、実は GitHub でホストされているプロジェクトの多くは、ちゃんとしたライセンス指定を行っていないとかなかなか興味深い。
この文章の結論は、この一文になるのだろうか。
License rebels, in other words, tend to become less rebellious as their projects mature.
Open Source Is Old School, Says The GitHub Generation - ReadWrite
これは昔八田真行が書いていた、かつて自分たちを支えていた自由に対する飢餓感や「気分」が確実に失われつつあるという話の延長にあるものなのだろう。
フリーソフトウェアと自由な社会 ―Richard M. Stallmanエッセイ集
- 作者: リチャード・M・ストールマン,Richard M. Stallman,長尾高弘
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