ちなみに最近FacebookでCity Villeに次ぐ勢いでユーザー数を伸ばしている『Zuma Blitz』というゲームも、10年くらい前の日本のアーケードゲーム『パズループ』の盗作として悪名高いタイトルです。ただ一方で、開発元のPopCapは『Plants VS. Zombies』や『Peggle』といった傑作を世に送り出し、ゲーマーからも愛されるメーカーになっています
海外ゲームサイトの「00年代を代表するビデオゲーム50選」みたいな記事にも一般ゲームと並んで選出されていたり、RadioheadのギタリストJonny GreenwoodがオフィシャルブログでMac版へのリンクを貼り「work of art」と賞賛したなんて話もあるくらい、海外では異常な人気を誇るStudio Pixelのフリーゲーム『洞窟物語』の移植版だけあって、レビュアーも既にフリー版をプレイ済みの人が多いのか、レビューではフリー版とWii版とを比較する論評が目立ちました
気になる日本での配信については相変わらず情報が伝わってこないものの、そもそも洞窟物語がWiiwareで配信されているが今のところ北米地域だけで、欧州・豪州も現在審査待ちという段階らしく、日本に来るとしてもまだ時間がかかりそう・・・。World of Gooも日本での配信が決まるまで半年ぐらい掛かっていたので、それほど心配しなくていいかもですが、早いうちに日本でも配信される事を願いつつ、とりあえず関連動画でも見て気持ちを盛り上げておくことにしましょう
ちなみにGaiaのアーティストは他所でも意外なところで活躍されていて、Sakaさんは北米唯一の“エロマンガ雑誌”『COMIC AG』の表紙を毎号描いていたり、VOさんはカプコン作品のコミカライズで知られるUDON Comicsで『スト4』のコミックスなどに参加しているほか、UDONが制作協力した『Super Street Fighter II Turbo HD Remix (XBLA/PSN)』では、ゲーム開発スタッフの一員(Lead Artist)として昨年ファミ通にインタビューされたりもしています
『The Guild』というのはネトゲ廃人たちが主人公のコメディドラマ。最初は自主制作のウェブドラマとして始まり、今ではマイクロソフトなどのサポートでMSN VideoやYoutube、Xbox Liveでも配信されています。日本語字幕版がXbox Liveのビデオマーケットプレースで配信中なので、日本では箱○ユーザーぐらいしか知らないかもですが、本国アメリカでは数百万人が視聴し、ローリングストーン誌に「Net's best serial show」と評された大ヒットウェブドラマです
でも、そんな『The Guild』スタッフが「安っぽいミュージックビデオ」というノリで作った『Do You Wanna Date My Avatar』が、Youtubeで500万回再生されていたり、iTunes StoreのミュージックビデオチャートでTop10入りしたというのを聞くと、本当にこのシリーズはオタクから愛されているなぁと感じさせられます
『World of Goo』のKyle Gablerらを輩出したカーネギーメロン大学Entertainment Technology Center(ETC)から今年出版されたビデオゲーム研究本。
New York Timesのウェブ版でゲームコラム「Game Theory」を連載していたCharles Heroldや、ETC教授で本書の主著者であるDrew Davidsonなど、ゲームジャーナリストやゲーム開発者、大学・専門学校の講師たちがビデオゲームの考察・解説文を寄稿しており、そのボリュームはなんと合計400ページ!
Creative Commonsにて全文公開され、PDFの他、ウェブサイト上でも読むことが出来ます。
取り上げられているゲームは『Bully』『Civ4』『Portal』から、『ICO』『逆転裁判』『ゼルダ:時のオカリナ』『MGS4』『パラッパラッパー』まで日本でもお馴染みのタイトルも多数。
分量的・文章的に自分の英語力じゃとても読みきれないので、所々つまみ読みした程度ですが、Drew Davidsonによる『World of Goo』の開発舞台裏や、『逆転裁判』のトノサマンを、特撮(tokusatsu)ヒーローとしてPower Rangerを引き合いに出して解説していたりとけっこう面白そげです
TR: Wii版ではYann van der Cruyssen(nurykabe)によるリアレンジが新たに加えられる予定です。出来上がった曲はPixel氏にチェックしてもらっています もちろんオリジナルの楽曲やグラフィックも収録され、ゲーム中個別に選択できるようにしてあります。例えば「オリジナルのグラフィックス + アレンジ曲」という組み合わせや、その逆も選択可能です