(3)股関節と太ももの裏面・腰を柔らかくするストレッチ(簡単な前屈)
ハムストリングを伸ばそう!
今回のストレッチは「前屈」を片方ずつやります。少し変わっているのは、膝を開いた状態でやるってコトです。片方ずつ行う前屈は、両足でやるより簡単だし、腰を少しひねった格好になるので、わたしにとっては腰痛予防の1つになっています。
また、これは「ストレッチの1つ目」と「2つ目」をやったあとに行うストレッチなので、まずはそちらから挑戦してくださいっ。それでは、3つ目のストレッチに挑戦してみましょう(o ̄∀ ̄)ノ
3番目のストレッチの方法
- 2つ目の柔軟体操が終わったとき、右足または左足が真横に出ていると思います。3つ目の柔軟体操は片足を体の真正面に伸ばします。逆の足は、「あぐら」をかいた状態で。
背筋を伸ばして、お腹を膝につけるイメージでゆっくりと体を前に倒していきます。
息を吐きながら、ゆっくりと… ゆっくりと…決して無理をせず、勢いをつけず、リラックスをして前に倒していきます。
- ゆっくりと息を吐ききったら、今度は体を起こします。息を吸いながら、ゆっくりと… ゆっくりと…気分次第で2と3を数回繰り返してください。
3が終わったら、前に出した足を戻して、数回呼吸をします。これは柔軟体操の呼吸法で紹介した「バランス呼吸」です。「バランス呼吸」をすることで、体がより柔らかくなるでしょう。
バランス呼吸とは
バランス呼吸とは、左右や前後など対称となる部分のストレッチをする場合、片方を終えたら、すぐに逆側のストレッチをするのではなく、いちど楽な姿勢で呼吸を数回繰り返すことを言います。
【(例)左右開脚】 まず、左側に体を倒しながら、ゆったりと息を吐きます。そして、体を起こしながら、ゆったりと息を吸います。その後、すぐに右側のストレッチをするのではなく、体を起こした状態でゆったりと呼吸を数回します。
これが、「バランス呼吸」であり、ストレッチを効果的にするためのコツです。
- 「バランス呼吸」が終わったら、今度は逆側です。さっきとは逆の足を真正面に投げ出して、同様の柔軟をします。
- 逆の足が終わったら、また「バランス呼吸」です。
- 2から6までを数回繰り返します。
効果的にストレッチするポイント
このストレッチ体操も、頭を床につけるのではなく、お腹を床に付けるようにするのがポイントです。まーじーで、これは効きますよぉ~。これをちゃんとやると、あとあと楽ですから、じっくりやることをおすすめします!(あ… でも無理は禁物です!)
お腹から体を倒す
バランス呼吸をする
次は(4)肩こり、首の凝りを治す、ストレッチ(柔軟体操)を紹介します!