動物写真家の岩合光昭さんによる写真展「ネコライオン」が、東京都写真美術館(東京都目黒区)で開催されます。会期は8月10日(土)から10月20日(日)まで。会場では、岩合さんが捉えた「人間と共生するネコ」と「野生に生きるライオン」の作品を、約180点展示します。入場料は一般が800円、学生が700円、中高生と65歳以上が600円です。
▽ 東京都写真美術館(展覧会の案内ページ)
世界中のさまざまな地域で活躍する岩合さんは、大自然と野生動物を撮り続ける一方で、人間の身近で暮らす犬や猫などの撮影も継続しています。それらの取材対象の中でも特に時間を割いて撮影しているのが、同じネコ科の猫とライオンだそう。人間の生活に密着して暮らす猫と、野生の世界で百獣の王と呼ばれながら生きるライオンは、異なるように見えてどこか似ているそうです。
展示では、猫とライオンの似ているようで似ていない、似ていないようで似ている“摩訶不思議な世界”が体感できるとしています。同展の案内ページでは、日本の各地で暮らす猫と、海外の自然保護区で生きるライオンの“よく似ている”写真を公開。これらを見ていると、岩合さんが話す「ネコは小さなライオンだ。ライオンは大きなネコだ」という言葉がよく分かります。
休館日は毎週月曜日です。月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日に休館します。会場は東京都写真美術館の地下1階展示室です。