北海道旭川市の旭川市旭山動物園は11月21日(木)、大型の新施設「きりん舎・かば館」をオープンします。キリンがエサを食べる様子や水中のカバの様子などが、“新たなアングル”から楽しめます。
▽ 【新施設】きりん舎・かば館は、11/21(木)からオープンします。
▽ http://www5.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/zoo/sansaku/oogata-top.html
「きりん舎・かば館」は、2012年秋から建設が進められてきた、キリンやカバなどを展示する施設です。それぞれの動物が持つ能力を、より間近で観察できます。オープン当日の午前10時45分からは、「きりん舎・かば館」前でオープニングセレモニーが実施されます。
きりん舎では、キリンをさまざまな高さから観察できます。低い観察場所はガラス張りになっており、キリンのひづめや水を飲む姿が間近で見られます。放飼場に立てられた擬木には、給餌装置を設置。これは、エサを食べる位置がオスとメスで異なるキリンの習性を伝える仕掛けで、入園者は高い場所からキリンの食事の様子が見学できます。キリンの食事風景は、動画でも公開されています。
▽ キリンのエサを食べる姿(WMV形式の動画ファイル)
かば館には広くて深い屋内プールを設置しており、上下からカバを観察できます。旭山動物園が公開している動画では、水中の中で軽やかに動くカバの姿が確認できます。まるでスキップをしたり、飛んだりしているような、愛らしい動作です。
▽ カバの水中の動き(WMV形式の動画ファイル)
旭山動物園は、日本最北に位置する動物園。アザラシの泳ぎ方がわかる円柱の水槽や、レッサーパンダを真下から眺められるつり橋など、動物の生態が観察できる行動展示で知られています。