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ますます進化・深化するRuby本2008年01月29日 06時06分16秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/29/2464148
Programming Erlang, The Pragmatic Bookshelf
で、Erlang本のこと書くより、Ruby本のことを書いてしまいましたが(笑)、
Ruby本はどんどん進化・深化してますね。
 もうすぐ出るぞ(といっても4月の予定)という知らせが来たのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1590599322/showshotcorne-22/
Josh Schairbaum著「Scaling Rails: Building Giant Websites」

 Rubyでジャイアント馬場を作ろうという話ですね。\(^O^)/
 あ、巨人で思い出したが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/26/2579752
奇跡! カレイが15年前の手紙を1000メートルの深海から
を読んだ匿名希望さんから「優しい巨人たち」というタイトルで。
--- ここから ---
こんばんは。
J.P.ホーガンの話題が出ていたのでメールを送らせてもらいます。
あの3部作も勿論読みましたが、あの当時読んだ作品はその他
「未来の二つの顔」と「断絶への航海」がありました。

前者では東芝が開発したメンテナンス用ナノマシンが出てきて
故障箇所を即座に修理する様とか、レーザーを使った核融合発電
そして、意識を持つようになったコンピュータが取り上げられていて
わくわくしながら読んだ記憶がよみがえってきました。

後者では居住可能な惑星に移住した人々が自分の持つ才能や
技術を対価として交換して穏やかに生活している様子が描かれていて
感銘を受けたことを思い出しました。
ジョン・レノンのイマジンの世界を連想してしまいます。
--- ここまで ---

 ほんと、人類も下らない欲や戦争や宗教対立で、膨大な命と時間と知恵とエ
ネルギーを浪費しなければ、1万年前にいまの時代にみたいになってて、いま
ごろは時空や重力を自由に操って、我々の銀河中心くらいまで観光旅行に行け
るようになってておかしくなかったと思うよね。\(^O^)/
 それじゃ、いまから1万年後にそうなっているかといえば、100年後に人類
絶滅だったりするから、困るんだよね。\(^O^)/

 話を戻して、上記の本は、出版社が
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/16/76723
Peter Seibel著「Practical Common Lisp」(Apress)

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/29/2534861
The Reasoned SchemerとLisp, AI本
で紹介した「Practical Common Lisp」を出しているApressなので、
目次がないかと思っていったら、わからん。\(^O^)/
 紙版の半額くらいになっている電子版もダウンロード販売していたり、読者
が本の誤植を通知する仕組みはあるのにね。
 内容は、Railsで巨大サイトを作るときに、どうやってパフォーマンスや信
頼性を上げるかという話のようですね。
 その他、Apressが出しているRuby本は、
http://www.apress.com/book/catalog?category=155
をどうぞ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1590597818/showshotcorne-22/
Eldon Alameda著「Practical Rails Projects」
は、中身検索があるので目次をみたら、Railsで、ブログやらなんやらいろん
なタイプのサイトを実際に作ってみせる本ですね。
 似た名前なのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/159059911X/showshotcorne-22/
Topher Cyll著「Practical Ruby Projects: Ideas for the Electric
Programmer」

 どうやら、RubyはRailsバブルでウェブプログラミングばっかりになってる
けど、そんなのRubyに勝手に限界を設けているようもんで、だめだ。Rubyで普
通書かないようなものまで何でも書こうという話みたい。ゲーム、アニメーシ
ョン、音楽のソフトとか。
 笑ったのが、なんと、Rubyで書くLisp!!\(^O^)/
 かねてから、RubyはAlgolシンタックスのLispだなどと言い続けているけど、
なんか、先祖がえりしているみたいで、面白いね。

 これは、RubyではなくJavaのカテゴリー
http://www.apress.com/book/catalog?category=32
に入っていたけど、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1590598814/showshotcorne-22/
Ola Bini著「Practical JRuby on Rails Web 2.0 Projects: Bringing Ruby
on Rails to the Java Platform」

 Javaの技術(Java言語そのものや関連技術であるJDBC, JMX, Tomcat, EJBな
ど)とRuby on Railsのいいとこどりをして、オンタインショップやCMSや管理
ツールやら最先端のWeb 2.0サイトを作ってみせるという話のようです。
 Javaのカテゴリーには、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/10/2554830
はじめてのJavaFX その2
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1590599454/showshotcorne-22/
James L. Weaver著「JavaFX Script: Dynamic Java Scripting for Rich
Internet/Client-Side Applications」
もありました。当たり前か。

 Rubyのテストものもありますね。出版は5月の予定。えらく早くから宣伝し
て予約開始するのね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1590599152/showshotcorne-22/
Joe O'brien, Daniel Manges著「Agile Testing With Ruby and Rails」
 ちゃんと出るんだろうか。予約の入りが悪いと出版中止したりしてね。\(^O^)/

 Ruby本の予約といえば、本家amazonでは4月出版予定(日本アマゾンではな
ぜか2月出版予定)の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0672328976/showshotcorne-22/
Jason D. Clinton著「Ruby Phrasebook」
 初めての海外旅行にもっていく、Rubyの日常会話集みたいなものなのかな?\(^O^)/

 これを出している出版社SAMSのRuby本で、注目したのは、出たばかりの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0321490452/showshotcorne-22/
Russ Olsen著「Design Patterns in Ruby」

 Rubyとデザインパターンですよ。この本は売れそうですね。
 デザインパターンは、10数年前、当時の電総研、Ring Server Projectの創
始者平野さんから、デザインパターンというものがあるから勉強したほうがい
いと教わって、勉強してよかった。役に立つ。もう全部忘れたけど。\(^O^)/
 本家amazonの素人評だと大絶賛ですね。これまでデザインパターンは、C++
やJavaといった静的な言語で書いてあったけど、Rubyみたいな動的言語で書く
とこんなに素直に書けるんだ、蒙を啓かれたみたいな感想があった。
 Iteratorパターンや木などをたどって処理するときに便利なVisitorパター
ンなど繰り返し系は、C++やJavaで書くとなんでこんな面倒なんだと思うもん
ね。Lispなら、クロージャ(関数閉包)渡して、Map一発でしょ、なんて思うも
んね。
 Rubyの一番の功績は、Algol的シンタックスで、クロージャを扱いやすい言
語にして繰り返し処理が非常に簡潔で柔軟に書けるようにしたこと。それとク
ラスを実行時に動的に改変するメタプログラミングを簡単にしたことかな。
 後者はJavaはもちろんのこと、Lispでも簡潔には書きにくいもんね。ま、
Lisp(Common Lispと一部のScheme)は、マクロでいくらでも簡潔に書けるよう
にLispそのものを改変できるけど、\(^O^)/ 標準イディオムになってるわ
けじゃないからね。

 ところで、本家amazonの
http://www.amazon.com/dp/0321490452/
のレビューで見かけて、へぇと思ったのが、Ruby Ninjaという言葉。
 これ、Rubyのハッカーの意味なんですか? それともほかの意味? ご存知
の方は教えてください。ググったら、
http://jp.rubyist.net/magazine/?0022-RubyConf2007Report
に、AppleのRuby Ninjaのことが出てたけど。
 AppleとNinjaで思い出したけど、初期のMac用にターミナルソフトNinja
Termを作った有座君、元気にしているのかな。まだ、Adobeにいるんだろうか。
 大学の後輩の有座君とラテンフュージョンの大御所で大学時代にハマった松
岡直也がまさかむすびつくとは、学生時代は思ってないもんね。ってな話はい
つか股の機械に。
 ところでその2だけど、前記、
http://jp.rubyist.net/magazine/?0022-RubyConf2007Report
で出てくるRubiniusって、すごそうですね。

 最後に、冒頭と同じ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/29/2464148
Programming Erlang, The Pragmatic Bookshelf
に戻って、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/193435600X/showshotcorne-22/
Joe Armstrong著「Programming Erlang: Software for a Concurrent World」
を買ったせいで、本家Amazonが通知してきたのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/3540288457/showshotcorne-22/
Rachid Guerraoui, Luis Rodrigues著「Introduction to Reliable
Distributed Programming」

 分散アルゴリズムや分散システムの実装は、うまい抽象が肝ということです
ね。
 めでたく円環が閉じて、これにて終了。

 また、4時とかに目が覚めちゃった。2度寝、しようっと。
 あるお母さんが言いました。
「子供は体力があるから寝るのよ。老人は体力がないから寝られなくて早起き
になるの。動物だって冬眠するのは体力が要るのよ。体力がないのに冬眠しち
ゃうとそのまま死んじゃうんだから」
 おお、なるほど、そういうことだったのか。ミョーに納得しましたね。

「プログラミングGauche」出版記念 第2回gauche.night開催のお知らせ2008年01月29日 06時12分19秒

ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/29/2586954
ますます進化・深化するRuby本
で、Rubyのことを書いた以上、ご先祖様のLispのことを書かないとご先祖様に
申し訳ないということで(^^;)、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/28/2584520
帰ってきました。北九州紀行。「雲のうえ」。やっぱ、すごいぜ、北九州
で名前を出したテンプル騎士団ならぬへそまがり算法騎士団のえんどうさんか
ら来ていたメールを思い出したので、さっそく。
--- ここから ---
* 「プログラミングGauche」出版記念 第2回gauche.night開催のお知らせ(3/8)

オープンソースのScheme言語処理系Gaucheの愛好者団体である
へそまがり算法騎士団(担当:えんどうやすゆき)は、
書籍「プログラミングGauche」(オライリー・ジャパン刊)の出版を記念して、
2008年3/8(土) 18:00から、お台場TOKYO CULTURE CULTURE(Zepp Tokyo 2F)で、
第2回gauche.nightと題したイベントを開催します。

以下、略
--- ここまで ---

 詳しくは、
http://practical-scheme.net/wiliki/wiliki.cgi?gauche.night
をみてください。
http://karetta.jp/blog/gauche-night
をみると、λ組なんて怪しい集団の名前や、地獄Lispなんて怪しいものまで。
 ほほぉ。λ組は、
http://lambda.bugyo.tk/
に生息していますね。^^;
 あれ? 魔法言語 リリカル☆Lispは、話題にしたことがあったぞ。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/06/1894690
魔法言語 リリカル☆Lisp
で書いてるじゃん。地獄Lispのことも。
 たった3ヵ月弱前のことなのに、すっかり忘れてるね。^^;

 gauche.night。3月8日か。京都に行ってなければ行けると思う。

 「プログラミングGauche」は、アマゾンにはまだ出てないね。
 発行はオライリージャパンだけど、出版社は、オーム社なのね。オーム社の
http://ssl.ohmsha.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-87311-348-7
に出ていた。
 オライリージャパンに行くと、
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/000155.html
プログラミングGauche 鋭意製作中
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/000156.html
gauche.nightが帰ってきた!
なんてのがありますね。
 会場で買えるんだろうか。会場で買ったら、サインしてもらえるの?
 ミーハーとしては、そこだけが気がかり。\(^O^)/