料理の基本は、お酒にどうあわせるかだっ!
夏はビールにあうおつまみを考えるのが楽しくてしょうがない。
どうも、料理研究家のアキヒラです。ビールで夏の廃人、いい響きです。夏のビールでしか辿りつけない廃人ワールドへとご案内いたしましょう。
お供に使うのは、鶏肉、たまご、マヨネーズのたった3品。パン粉も油も塩すら使わない、これぞ廃人おつまみ。
マヨネーズにふくまれる酢の成分が鶏肉の淡白質に作用してお肉はびっくりするほどやわらか。さらに、乳化された油分の効果でジューシーさも極上!
今夜の「プシュ」が格別になることまちがいなしの一皿です。
材料3つでできるチキンタルタル
(材料)1人分
- 鶏もも肉(皮付き)約120g
- たまご 2個
- マヨネーズ 適宜
こうして並べてみると3品とも、兄妹というかみんなたまごが元ですね。
(作り方)
1. 固ゆでのゆで卵(冷蔵庫から出したてのたまごを水から入れて約13分)を2こ作る。飾り用にスライスを3枚、残りは粗みじん切りの要領で包丁できざむ。
※100均で売っている「たまごスライサー」を使うととっても便利。
2. 刻んだたまごにマヨネーズ(大さじ1)をいれて、よく混ぜ合わせる。混ぜ合わせたものは、常温で置いておく。
3. 鶏もも肉に包丁をいれてひらき、中にマヨネーズ(大さじ1)をぬる。ためららわずたっぷりぬってください。
4. マヨネーズをぬった面が中になるよう、ひらいた鶏もも肉を二つ折りにする。
マヨネーズが直接フライパンで熱されると油分と水分が分離して水っぽくなったり油分のこげつきが激しくなるので、二つ折りにした鶏肉の内側にマヨネースを上手におさめるのがポイントです。
5. 熱したフライパンに鶏もも肉をいれ、両面を強火でこんがり焦げ目がつくよう焼く。焼きめがついたら、皮めを下にしふたをして弱火でじんわり火をとおす。
6 焼き上がった鶏もも肉に、先ほど混ぜたゆで卵とマヨネーズのソースをたっぷりのせ、スライスしたたまごをそえる。
できましたっ!
鶏肉、たまご、マヨネーズのたった3品でつくる「チキンタルタル」。
外はカリッと、中はジューシーな鶏肉にたまごたっぷりの濃厚タルタルソースがからんで、ビールがすすみます。でも、揚げてないから実はヘルシーというおまけつき。
ナイフとフォークをおくだけで、ちょっとおしゃれな一皿になるのもテンションがあがるところです。
「プシュ」のあと、いつもは缶のままゴクゴクの人も、今夜は丁寧にグラスにビールをそそいで、食卓につくっていうのはいかがでしょう?
飲み過ぎての廃人だけはご用心。
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作者 あきひら料理堂
会社員をしながら、料理研究家はじめました。社会人生活も15年目。アラフォー大人女子の強みを生かして、多様なアプローチで「食」の世界と向き合っています。現在は「絵本」「子育て」「家族」をキーワードにした料理本を絶賛企画中。
twitter:あきひら料理自習室 https://twitter.com/akihira416
blog:あきひら料理堂 近日開設予定
編集:フードクリエティブファクトリー
http://foodcreativefactory.com/
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