新鮮なお魚が色とりどりにのった海鮮丼はお好きででしょうか?
ご飯が見えないくらいに海の幸が敷き詰められた海鮮丼は、まるで海鮮の宝石箱のよう。
そんな豪華な海鮮丼が破格のお値段で食べられるお店があるそうなんです。なんと味噌汁、小鉢、漬物(食べ放題)、ご飯おかわり自由で、1,050円!これは行くしかありません…!
というわけで、早速海の幸を味わってきました。
「割烹さいとう」ってどこ?
東京メトロ日比谷線、入谷駅4番出口を降りて徒歩1分の場所にある、「割烹さいとう」。
朝顔が描かれた、手作りの提灯が目印です。
平日昼間は行列必至で、ランチタイムだけで250人ものお客さんが来店したこともあるとか。
お店のすぐ隣には、「斎藤鮮魚」という魚屋が併設されています。
そう、割烹さいとうは、お店と魚屋の経営を一緒に行っているため、安くて新鮮な魚介類をお店で提供することが可能になっています。
「自ら仕入れた新鮮な魚を、手頃な価格で楽しんでもらいたい」というお客様に対する想いが伝わってきます。
店内に入ると、たくさんのサインがずらり!!
地元の小学校からも似顔絵やメッセージが。
創業して約30年の割烹さいとうは、地元の方から、著名人まで多くの方に愛されているお店ということがわかります。
海鮮の宝石箱発見しました!!
こちらが割烹さいとうで一番人気の海鮮丼(具大盛り)です!
通常の海鮮丼に、いくらとつぶ貝を乗せた、まさに色とりどりの魚介の宝石箱!
日によって漁れる魚介の種類が変わるため、海鮮丼の具材もそれに合わせて変更があります。
味噌汁、小鉢、漬物(食べ放題)、ご飯おかわり自由で、1,050円という破格のお値段です!!
しかも、ごはんと海鮮は別盛りでの注文も可能です。
「海鮮をたくさん食べたいけど、ご飯が食べ切れるか心配……」という女性の方でも、ご飯の量を調節できるので安心ですね。
「養殖の魚介が増えているが、なるべく天然の魚介を提供していきたい」というこだわりがあるそうです。
本日いただいた海鮮丼には、まぐろのトロ、まぐろの中落ち、いくら、いか、たこ、自家製しめ鯖、いくら、つぶ貝、はまち、サーモンetc…数え切れないくらい豊富な魚介の数々が、ご飯が見えないくらいたっぷり敷き詰められていました。
ちなみに写真右手に写っているまぐろとエビは、なんと握り寿司になっていました。遊び心が感じられる海鮮丼です!
大粒のいくらは、プチプチした食感が口の中で弾けます。
隙間なく盛り付けられている魚介たち。
写真手前に見えるしめ鯖は、自家製で酢加減がほどよく、個人的にお気に入りでした。
口の中でとろけて消えた、新鮮なまぐろのお刺身。
箸で持ち上げると、しっかりとした重みがありました。
こちらの海鮮丼、なんと、「メガ海鮮丼」という裏メニューがあり、一部の常連さんが頼んでいるそうです。
通常の海鮮丼よりも、2.5割増し程度のメガ海鮮丼は、2,100円で販売しています。
興味のある方は店員さんに、「メガ海鮮丼ありますか?」と尋ねてみてくださいね。
焼きトロ丼もうますぎる!!!
続いて、まぐろのトロを軽く炙り、ご飯の上に敷き詰めた贅沢な「焼きトロ丼(1,050円)」です。
もちろん、こちらもお味噌汁、小鉢、漬物付きです。
トロの身は、1枚1枚しっかりと引き締まっていながらも、口の中に入れた瞬間とろける舌触りです。
上質なまぐろのトロをたっぷり味わうことができる焼きトロ丼は、まぐろ好きには堪らない一品です。
この激ウマな割烹さいとうの丼たちは「したまちどんぶりグランプリ」でも賞を総なめにしています。
毎年出場を断ってきたものの、以前から熱烈なオファーがあったため、昨年初めて出場したところ、価格別、総合で優勝し、さらに特別賞まで頂いたとのこと!すごいですね。
割烹さいとうのこだわりが多くのお客さんに伝わった結果でしょうか。
色鮮やかで、身が締まった新鮮な魚介の数々。
この鮮度を保つことができるのは、店の隣に魚屋を構えているからこそ。
新鮮な魚介にこだわり、お客さんの満足を一番に考えて料理を提供する割烹さいとう。
特に印象的だったのが「例えば、ランチタイムに誰が何を食べたか、そのメニューの何を残したのか、箸をつけていたのか。お客さんが何をどれくらい注文して、食べたのかを毎日記録して、フィードバックしている。そうすることで、メニュー作りに活かしている」と独自に喫食調査を行っていたこと。
「お客さんの喜ぶ笑顔のためなら、手間を惜しまない!」という愛情が伺えます。
ちなみに夜はメニューがなく、内容は全て「社長のおまかせメニュー」で提供しているとのこと。
料理とサービスにこだわりのあるお店だからこそ、安心してお任せすることができますね。こちらは、5,000円/人以上から予約可能です。
割烹さいとうで、こだわりの海鮮丼と愛情のこもったサービスを体験してみてはいかがでしょうか。
紹介したお店
割烹さいとう
電話:03-3873-7321
住所:東京都台東区下谷2丁目9-7
営業時間:11:30~14:00 / 17:00~21:00 日祝定休
プロフィール
鈴木絢子
管理栄養士、ライター
大学卒業後、給食会社、老人保健施設、病院等の経験。「料理は、愛情表現のひとつ」をモットーに、レシピ開発や個別栄養指導等を行う。特に、20~30代の男女に向けた食育に力を入れている。
■食べるを知るためのウェブマガジン、「イーノ –eat know-」を運営。
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(編集:河瀬璃菜/http://foodcreativefactory.com/)